藍染めレポの③は
自宅でやったこと編です🏠
縫い絞りをやってみたいと思ったのが1年前![]()
まだまだ時間はたっぷりあるよ〜
なんて思っているうちに
そうではなくなるのはお約束![]()
食べる旅前夜に見付けた記事から着想して
帰ってきてから始めました(甘い!)
まず、
帯揚げにチャコペンシルで線を引く段で
挫けました![]()
斜めに線を引くので
どてしてもバイアスがかかって線にならぬ!
なので、チャコペンシルより柔らかい
クーピーの青を使ってみました
(それでも大変!)
しかも間違いだらけ…
太巾と細巾を交互にするのに
細巾を忘れてしまうクセがあって、
それは縫いながら修正することに![]()
つぎに大きな四角の枠を縫うのですが、
絞るために糸を引くので縫い始めと終わりは
4cmくらいずつ残しておきました
裏から見ると、
正方形でないものがあるのがバレます![]()
あ、これ、帯揚げ全体ではないですよ。
左側のお太鼓から前中心に現れる
50cmくらいの部分です
いよいよ絞ります。
縫い始めと終わりを摘んで引っ張って
…さて、どうしよう![]()
絞った元にしっかり糸を巻き付けると
しっかり染め抜かれるのですが、
それが難しくて大変でやり切れない![]()
なので、3つほどやって諦めました。
染め抜かれなければ絞った意味はないので
やらなければよかった…と
何度後悔したことか![]()
無駄なことをしてるとわかっていながら
それでも"やり遂げる"ことに意味がある!
とかなんとか青少年育成みたいな奮起で
絞り終えました![]()
裏のほうが映えます![]()
ひとつ裏側に出っ張ってる凸
こんなお粗末なものを持って行き、
貴重な染液で染まったものはこちら
自宅に持ち帰って一日半乾かして
いよいよ絞りを解くのですが、
これまた大変![]()
絞りながらも考えていたのですが、
これってリボン結びでよいのか?
糸を1本引っ張ればするりと解けるような
且つ、絞りがしっかり固定されてる
合理的な結びかたがあるはず!
(結城紬の括りのような)
でも、知らない![]()
工夫や研究している時間もない!
そんな状態で結んだものを解くのだから
大変なはずですよね![]()
太い指先と爪楊枝を駆使して
解いたものがこちら
ただの絞りの帯揚げじゃん![]()
![]()
拡大するとこれ
いよいよアイロンをかけて伸ばします
もうね、はじめから期待してませんから!
これで四角く染め抜かれてるはずがない![]()
見えますかな?
気持ち染め抜かれてます、気持ちね![]()
1週間の家事と仕事の合間にやったことは
この程度の結果でした![]()
けど、やってないよりやってみたほうが
何かが残ります←負け惜しみかい!
成功か失敗かといえば大失敗ですが
やってみなければわからないことも
いくつかありました。
試行錯誤とはよく言ったものです![]()
ちなみに これは草紫堂さんの紙入れです
今年の経験をふまえて
絞り柄はこのくらいの間隔にすれば
巻き付けも若干やりやすいだろうし、
時間に追われることなく早めに始めれば
もう少しうまく出来そうな気がします![]()
気がします。










