皆さまがた、訪問着やら付け下げやら
素敵な着物にするというので、
あわてて3年ぶりの小紋を引っ張り出しました
考えていた帯を載せるとどうにも暗いので
雪輪に花喰鳥の綴れ帯を
これまた3年ぶりに登場させました
が、この綴れ帯は短いだけでなく
いつもと反対巻きの｢関西巻き｣にしないと
前柄が出ないのが難点でして、
それが嫌厭してきた理由でもあります
作り帯にすることはずっと考えていたけど
せっかく頂いた本綴れなので
折ったり縫ったりするのを躊躇してました
でも、使わないほうがもったいないし、
戻したければ糸を切るだけですからね
ってことで、意を決して
前夜に作り帯に加工しました🪡
帯枕の高さを安定させる｢まどか止め｣が
見つからないままなので、
｢台｣をつけてしまうことを思い付き
事務用のダブルクリップを使いました
このまま背中に当ててみると
やはり異物感があるので
ミニタオルで当たりを柔らかくできるかな？
ダブルクリップで挟んで胴に巻き入れました
おっけーおっけー、安定しました
けど、手が変
いつもは前後を数枚ずつ撮影するのですが
こんな手をした日に限って1枚のみ
前柄もよい位置におさまりました
帯揚げは えり正さんの四段暈し
帯締めはすっきり？と冠組の｢土筆｣です
上着は紋紗の羽織です
レース羽織ではカジュアルすぎる時なんかで
活躍してくれます