職場のキンモクセイが2度目の花盛り

この季節限定の特等席で仕事してます



さてさて少し前のことです。

所用で練馬区石神井へ行ったら

すっかり迷子になってしまったものの

練馬区の奥深さを楽しみたくなり、

日を改め自転車で徘徊してきました🚴‍♂️💦


とりあえずの目的地は 

ずっと前に母から話しを聞かされ

一度行ってみたかった「牧野記念庭園」



正面入口はこんな感じになっていまして

裏口からの入場となるのですが、

トンガリとポールに風情が壊されています



さてさて

この牧野記念庭園の「牧野」とは

知る人ぞ知る植物学者の牧野富太郎氏で

子どものときからお名前は存じてました

(実は植物好きなので)


人生後半30年を過ごした居宅跡地を

偉業を末永く後世に伝えるため

昭和33年に整備開園されたそうです



牧野先生は1862年生まれで

高知県高岡郡佐川町出身の植物学者。

「日本の植物学の父」といわれ、

1500以上の新種を発見し命名も行った

近代植物分類学の権威とされています


牧野富太郎といえば緻密な植物画ですが、

絵画美術品としてもたえられます🖼

(Yahooさんより拝借しました)



牧野先生の足跡は

裏口すぐの記念館の常設展示室にあります

牧野先生の年譜とともに

植物画を描かれた細い筆やピンセットなど

貴重な品々が展示されています


また植物学を究めるための心得も👍



お庭には300種以上の植物が植えられ

手を掛けすぎないくらいに整備されてます

(この↑手を掛けすぎないって、すごく重要)



この日は群生するヒガンバナが咲き誇り

地味めな草木の中で幻想的な美しさでした



牧野先生の胸像の周りには

須衛(すえ)夫人から名付けたスエコザサが

植えられています



盛りのヒガンバナを

牧野先生ならどう描くだろうかと

考えるのも楽しみです



帰ろうとすると駐車場のサイカチの根元に

ツタのような草が生えていました‪🌱‬



しゃがんでよーく観てみると

小さな小さなお花が咲いていました



そして小さな実もなってる!


何の役にも立たないけど

植物学者の気分を味わってみました爆笑