東京ステーションギャラリーで開催中の
「もうひとつの江戸絵画 大津絵」展を
楽しんできました
いやっ、正確にいうなら楽しむというより
”悔恨の痛み”を味わってきました
まず、大津絵というのはこんな絵です👇
ヘタウマ元祖のような大津絵は、
1600年代あたりに東海道の大津宿で
お土産品として描かれたものでした
大津絵の最大の特徴は「作者不詳」なこと!
大津宿周辺の恐らく絵心のある人たちが
本業の合間に描いていたのでしょう
今回の大津絵展については
これではまだまだ説明不足なので
ご興味があれば是非足を運んでみてください。
掛け軸の表装に使われている裂布も
なかなか興味深いですよ
で、何を書きたいかというと、
実は幼いころ祖母から託されたものがあって
早稲田大学の大きな封筒に入った
”へんてこな絵”が5~6枚あったかな?
ずっとわけもわからず保管してたけど、
実家を建て替えた中学生のときに
捨ててしまったんですよね
高校のときに大津絵に興味が湧いたものの
とくに捨てた”へんてこな絵”については
思い出さなかったはずなのに、
今回の展示を見てまわっているうちに
あれは大津絵だった!と確信しました
名のある蒐集家たちが挙って集めた大津絵を
知らずといえど捨ててしまったと思うと
楽しいさと同時に悔恨の痛みにも襲われ
ざわざわと変な気分になってきました
図録は買うまいと決めているけど
今回も例外として購入
帰りは化粧品を買いたいので吉祥寺に出て
まずは腹拵え✨食欲は変わらず🆗
前日前々日はインドカレーを食べてるので
この日はトマトクリームカレー
着ていった着物は
今季まだ着ていない単衣に小物で秋を寄せる
という、親方からのアドバイスのコーデ
ちなみに祖母は蒐集家なんぞではなく
厳しいくらいの倹約家でした。
私に託した大津絵も恐らく頂き物でしょう
それにしても知らないというのは
恐ろしいことです🌀







