お筝仲間のかたが亡くなりました
先日 朝刊の社会面を拡げた瞬間
知ってる名前が視界に過ぎりました
開いた紙面を探し回るも見当たらず…
どこだ?だれだ?どこだ?だれだ?
さいごに左下を見ると
その名前は訃報欄にありました
音楽関係のお仕事をされていて
たくさんのアーティストへの楽曲提供や
歌手としてもCDを出していたり
活躍されていました
訃報欄に載るくらいの人なのに
そんな素振りなど一片も見せず、
腰が低くて優しくて
透き通った可愛い声で人懐っこくて、
演奏の前には
「自信ないから小さな音で弾くから
ベルちゃん よろしく(*≧∀≦)ゞ」って
キャッキャッとはしゃいでらっしゃいました
楽器を弾くより歌うほうが得意だと
ブログにも書いてあったことがありました
だいぶ前に乳癌になり寛解となるも
再発と転移を繰り返し
一昨年 もう抗癌剤は嫌だと…
でも痛みに耐えきれず抗癌剤を使ったところ
癌は小さくなってきたとのこと
お母さまの介護をしながらの闘病は
どれだけ大変なことだったか
想像できません。
現在 ホームに入られてるお母さまには
ショックが大きすぎるということで
知らせていないそうです
amebloでもその死を悼み
何人ものかたが記事を上げてらっしゃいます
Yahooのコメントでも、
透き通った声に癒された
日本のニューミュージック界の影の功労者
「名もなき巨星」…などなど並んでいて、
自慢の姉貴を持ったようです
でもね、死んじゃったらもう会えない。
昨夜はひとまずのお別れに行ってきました
それほど大きくない斎場には
彼女の歌声が静かに流れ、
たくさんの参列者のなかには
新聞や雑誌で見たことのあるかたも
いらっしゃいましたよ
献花の名札が並べて飾られており、
ユーミンご夫妻をはじめ
著名なミュージシャンの名前が
たくさんありました
ご主人さまからの会葬御礼の最後には
温かな手を離す悲しみは
言葉になりませんが、
これまで多くの人に
幸せや笑顔を届けてきた分
この先は自分のことだけに時間を使い
ゆっくり過ごしてくれることを
願っています
とありました
お筝の爪も持たせてもらったかな?
これからお筝を弾くときは
力がなくても押し手はしっかり押せるし
痛くないはず!
いつか私もそちらに行くはずだから
一緒にお筝で遊びましょうね(^^)


