高齢者ネタが続いていますが
着物ブログでもあります(*゚∀゚)
母の姉(94歳)が入居しているホームへ
うちの車で母を連れて行きました
伯母は10年以上前に認知症を発症して
暫くは在宅で介護されてましたが
体力が無くなってきた5年くらい前から
ホームでお世話になっています
今までは伯母の息子(私の従兄)と
銀座の歌舞伎座の前で待ち合わせて
従兄の車で行っていたのですが
歌舞伎座まで出るのがしんどくなってきて
(小田急線~千代田線〜日比谷線)
今年は一度も行ってなかったそうです
先月、従兄から
「かなり弱ってきてて、いよいよかも」
という連絡があったので
私も今のうちに会っておくつもりで
ダンナに車を出してもらうよう頼みました
実家に母を迎えに行き
途中、時間調整を兼ねてランチをして
足立区にあるホームへ向かいました
吊し飾りのある受付前
受付で名前を書いて来訪カードを首に下げ
いよいよ伯母の部屋へ突入です
ホームといえど病院のようなつくりで
出張演奏でお邪魔する施設とは
雰囲気がまるで違います。
(出張演奏では居室まで入らないし)
すっかり小さくなって寝たきりの状態を
想像していたのですが
声を掛けたら起き上がるじゃないの!
これには母も私も拍子抜け(º ⌓º )
認知症なので私のことは忘れてるし
母と私の関係もめちゃくちゃなのは
じゅうぶん想定範囲内です
動作はゆっくりながらも
ティッシュを取り出し鼻をかむし
トイレにもひとりで行ける!
ボールペンを渡したら
私の手帳に何かを書こうとしてました
消してしまったのが残念だけど
しっかりした字ですよね。
その後、手帳のページをめくり
メモを読み上げるのには辟易した~( ・᷄д・᷅ )
でも私の拙い字も読めてるし
お筝の演奏会について書いてあると話すと
「聴きたいわー、弾きに来て」
とまで言うし!
(はいはいご依頼があれば参りますよ)
しっかりしてそうだけど、やはり認知症で
私のことをお婆ちゃんだと言ったり
住んでいたのは世田谷と思ってたり
頭の中は はちゃめちゃでした
おやつの時間に母がプリンをあげてます
伯母が一番喜んでいたのは
なんと私が着物で行ったことでした。
「着物なんて見たの久しぶり!」
「着物はいいわね~!」
…ってねヾ(^。^)ノ
まだ自宅にいるとき
「ベルちゃんが第一生命ホールに来たから
ついでに寄ってくれたのよ、着物で」
と、母に話していたと聞いてたので
急遽 着物でいくことにしました
金曜日と似たようなコーデでして着物は単衣の結城紬
帯は母が結婚前にしていたものなので
もしや伯母は覚えてるかと思ったけれど
それはかないませんでした(。-_-。)
あ。
第一生命ホールに行ったついでに寄ったのは
もちろん伯母の夢物語ですよ
(伯母の自宅は晴海のトリトンタウン)
そんな具合で
伯母も母も上機嫌の訪問でした( ღ´⌣`)
だんなも
「このくらいのことなら毎月来ましょう」
と快く誘ってくれたのもとてもよかった!
あまり調子の良いことを言うと
お互いに負担になるからどうかと思うけど、
嫁の母に何かをしてあげられて
満足していたようです。
こちらこそ感謝です(^^)
そして帰りにサプライズ!
だんなが気を利かせてうちに寄ってくれて
姑とも10年ぶりのご対面をしました。
とにかく急なことで義姉のストレスも考え
長居はできなかったけど
姑と母はお互い老いた姿を披露し合って
暴れウサギもしっかり撫でまわしてましたよ
作文が苦手な小学生のように
一部始終を書き綴ってしまいましたが
自分の感じたことの記録でもあるので
どうぞご容赦くださいませ。
ホント書いとかないと忘れちゃうからね!
最後までお付き合い
ありがとうございましたm(_ _*)m゛



