先日お彼岸のお墓参りに行きまして
道を隔てたところにあるお地蔵さまなどが
祀られている区域に初めて入りました

六地蔵さまや馬頭観音さまのほかに
こんな供養塔を見つけました

画像を少し明るくしてみますね。
わかりますか?ネコですよ_(-ω-`_)⌒)_
あんなに寺社巡りをしてるというのに
自分ちの菩提寺のことはあまり知りません。
そんなものなのかなぁ…?


さて
久しぶりに谷中巡りをしてきました
『大黒山経王寺』と号する日蓮宗のお寺です。
明暦元年(1655)要詮院日慶が開山
当地の豪農冠勝平が開基となり
当地に創建しました。
本堂の隣の大黒堂には日蓮上人の作と伝えられる大黒天が鎮守として祀られています

江戸時代からある山門です

歴史が感じられる山門には
ところどころに穴が空いています

明治初年、旧幕府の家臣による彰義隊と
新政府軍との上野戦争の際に
逃走した彰義隊戦士の一部が経王寺に隠れ
同寺は新政府軍に包囲されてしまいました。
そのとき新政府軍が発砲した銃弾の痕です

「妙法」と彫られた石碑

谷中七福神の大黒天が祀られている大黒堂。
大黒天像は日蓮上人作と伝えられています

大黒堂の横に手水舎

なんてことのない「本堂建築記念碑」ですが
いつ建立されたかすぐにわかります

昭和7年建立の本堂

境内は程よく調えられて清々しい空間です。
日暮里駅から近いこともあって
外国人観光客も覗いていきます。
極めて日本的な庭の設えを楽しめます

枝垂れ梅が繭玉の吊し飾りのように可愛い

なんと3回目の訪問で
御首題を頂戴することができました