夫の地方赴任に伴う転居についていき
久しぶりに東京へ戻ってきた知り合いと
ランチしてきました。

買い物もばっちり済ませてきたので
晩ご飯を作るまでのんびりです(≧◡≦)


御朱印巡りの記事で
何か途中になってるのがあったような…
すっかり忘れていました。
木更津市へ行ったのは2月だったのですね

さて木更津といえば戦時中の木更津航空隊や
東京湾フェリーの港という認識しか
ありませんでしたが
駅舎の時計には満月とタヌキの親子が!


駅前のロータリーにもタヌキがいて


こちらはタヌキが逆さになってるので
逆さ狸の「キヌ太」くん!
おっと失礼、お大事袋が丸見えですね

こっちが正面だい
タヌキが逆さで”キヌタ”にする発想、
そのまた逆もありまして
実家のある祖師ヶ谷大蔵駅南の商店街は
砧(きぬた)という町名なので
ポンポコスタンプというのがありました。
(現在は北のウルトラマン商店街と合併され
 ポンポコスタンプも廃止されてます)

なぜ木更津がタヌキなのかというと
こちらの證誠寺というお寺が
みんな大好き「しょ しょ しょじょじ♪」の
童謡の元となった伝説が残されているのです

八剱神社から5分くらいのところに
すてきな雰囲気の佇まいです
『護念山 證誠寺』と号する
浄土真宗本願寺派のお寺です。
了念法師が寛文年間(1661-1673)に創建したといいます。

おや、ネコがめっちゃ見てる!


立派な鐘楼があります


浄土真宗開祖の親鸞聖人像


手入れのされた植え込みがあるので
こちらから入ってみます


「狸」と刻まれた狸塚


父子狸が守っていますね


こちらは「證誠寺の狸囃子」の歌碑

さて證誠寺の狸伝説とは?
むかしこのあたりにタヌキがたくさんいて
夜な夜な住職さまと腹鼓を打って歌って
楽しんでいたそうです

が、ある晩タヌキたちが来ないので
不審に思った住職さまが庭を調べてみたら
お腹の破れたタヌキが死んでいたという。
どうやら死因はお腹の叩きすぎです

あわれに思った住職さまは狸塚を建立して
懇ろに弔ったというのが狸伝説です

そしてこの狸伝説を漏れ知った野口雨情が
楽しかったあの頃を詩にして
中山晋平が曲をつけて完成されました

本堂

タヌキの絵馬が掲げられていました
(絵馬の右上にあるのはパンツか!?)


浄土真宗なので御朱印はありませんが
タヌキのマンホールの蓋を見つけました

来月の演奏では「砧(きぬた)」を弾きます。
たぬきさんたちのパワーをいただいて
うまく弾けますように(-∧-)