ようやく猛暑も峠を越えて
我慢していた寺社巡りを再開しました。
水曜日はちょっくら神奈川県まで


小田急線の本厚木からバスで20分ほどで
飯山温泉というところに到着します。
巡礼姿のおじいさんがバスにいたのに
ここでは降りませんでした

お出迎えの門を潜って
緩やかな坂の温泉旅館がある通りを進むと
こんなのがありましたよ
大昔の小学校の椅子に手を加えた台に
栗が売ってました

国産でこのサイズでこのお値段!
買わなかったら一生後悔しそうです。
昨夜栗ごはんにしていただきました
栗は皮を剥く前に熱湯に浸けただけで
味付けはしませんでした。
うるち米3合に餅米0.5合を加えて
薄口醤油・酒・塩だけで炊いたら
栗のほっくりとした甘さが出て
とても美味しかったです。
初物を食べると長生きするってよ~♪


お花とか見ながら18分くらい歩くと


長い石段の続く山門が現れます。
ここまでは車で来られるようですね


石段を登るとさらに石段が続いて
仁王門が現れます
『飯上山 長谷寺(ちょうこくじ)』と号する
高野山真言宗のお寺です。
飯山観音として親しまれています。
坂東のガイドブックによると
開山にはふたつの縁起が伝わります。
ひとつは五色に輝く泉が湧き
行基が通りかかると
泉から十一面観音が現れたので
行基は十一面観音像を刻み
堂宇を建てたというもの。
もうひとつはこの地の領主飯綱権太夫 が
旅の僧侶に一夜の宿を貸したところ
そのお礼にと奈良長谷寺の本尊と
同じ木で彫った観音像を賜り
お堂に祀ったのがはじまりで
後に旅僧は弘法大師だったことがわかる
というものです。


仁王門の奥も石段が続き
ようやく手水鉢に到着です


六地蔵さま、こんにちは♪
今年の夏は暑かったですね


県指定重文の梵鐘は嘉吉二年(1442)のもの


石塔や宝篋印塔


本堂をコの字型に囲む坂東の写し霊場


本堂は厚木市の指定文化財で
江戸時代の建築だそうです
御本尊は十一面観音像

厚木の街並みが見下ろせます


中腹にある書院の前に修行大師さま


坂東三十三観音 六番札所の御朱印です


今日はまた暑さが戻ってきましたが
次男と実家に行ってきます(*`∀´)ノ