バタバタしてたら4日ぶりの更新です。
昨日は美術史の先生からいただいた券で
藤田嗣治展を観てきました
会期は10月8日までだけど
この券の期限が9月2日までなんですよ


実はまったく興味のない画家さんですが
前回お筝のお稽古に行ったとき
先生のお家の台所に絵が架かってました

なにやら単発で出稽古に行った先で
授業料のかわりに貰ってきたとか…
いろんなものが写ってしまうので
こんな角度から失礼しまっす

これ、藤田嗣治のリトグラフだそうで
いったいどのような経緯で
お金が絵画に変わったのか(゚o゚;

そんなことがあったので
藤田嗣治さんにちょっと興味が湧きました


会場は上野の東京都美術館です


もちろん展示室の中は撮影✖なので
作品の画像はYahooさんからお借りしてます


無料鑑賞券があるという理由だけで
見に来た展覧会ですが
展示室に入った瞬間「来てよかった!」
と思ってしまいました


今年は
1886年に生まれ1968年に生涯を閉じた
嗣治の没後50年になります。
東京美術学校(現 東京芸大)を卒業した後
憧れであるパリに渡ります。
各国を転々とその国の文化に触れるたび
作風に変化があるのが面白いです

変化があっても大切にしていたのは
日本人としてのアイデンティティだそうで
日本人から見た外国というものを
たくさんの作品から感じられました


そんな嗣治の作品を全世界から120点を集め
世界最大の嗣治展となっています

見たことのある作品が多かったのも
この展覧会の特徴です。
乳白色の裸婦をしきりに描いていたときの
「舞踏会の前」
有名ですね。
みなさんもなんとなく見たことあるような
感覚になると思います


自画像もたくさん描かれています。
よく見ると硯の墨があります。
傍らにはにゃんこもいます


人物画が多いなかでも
ネコ好きが故にネコだらけの作品も!

それにしても120点ってすごい数です。
目も頭も体も疲れました〜
2度に別けて楽しんだほうがよいかも


出口の撮影スポットには
しりあがり寿さんが描いた嗣治との
ツーショットコーナーがありましたが
単独行動なので残念ながらパスね


さて着ていったのは着物でして
三越で出会ったウサギの帯留めデビューです
シルックの夏塩沢と紗の名古屋です。
帯の前柄ど真ん中を避けようとしたら
左に寄りすぎましたね。
これは誰がどう言おうと寄りすぎヽ(`Д´)ノ