出掛けたついでに…
いえ、「ついで」なんて言ったらダメですね

私にとってはお寺参りのほうがメインです…
って、あたりまえか(´>∀<`)ゝ



でも夏のあいだは仕事ついでに
平日にお参りできるのは
とてもありがたいことです



さて先週の火曜日、8日にお参りをした
『幸国寺』です

都営大江戸線の牛込柳町を降りて(上がって)
数分のところにあります



{3662060A-6333-4EF8-A1A3-99C1DC0CD27A}



寛永7年(1630)開山の日蓮宗のお寺です

関ヶ原の合戦から30年、
戦乱の余韻が色濃く残る不安定な社会で
多くの民衆は恐怖におののきなが
生活している時代でした

この荒れた時代を憂いた加藤清正公が
国の平安と太平の世を願い
「幸せな国を目指す寺」の創建を発願され
中明院日観上人により開山されました



参道をまっすぐ山門です
{33FD99AB-5ED5-4071-A0F3-B2D73D6FB295}



お水をかけてタワシや布で
悪いとところを洗ってさしあげると
快癒の効果が期待される『浄行菩薩』

{97307972-3615-406B-90C9-5586F04B7557}



鐘楼の梵鐘
{485FFAB5-418D-4553-BFC5-E0DCB89997FD}


太平洋戦争で供出された後
昭和46年の日蓮上人降誕750年を記念して
再鋳された鐘です

表面には棟方志功による釈尊像、布引の祖師像
日蓮上人のお言葉が鋳込められてるのですが

…撞棒の手元にはゴミ箱が(꒪ȏ꒪)
{CB86BA49-A7D9-43DA-9F15-4C0A902BAD46}


雨に濡れて傷まないようにだと思います(^_^;)



目立たぬところに宝篋印塔
{38AC3008-5569-4ECF-A2D6-0F5AD6BFF53E}



江戸時代の2度にわたる大火と
太平洋戦争によって焼失した堂宇ですが
今は立派な本堂が再建されています
{D9EE43E1-1398-4177-AEC0-D4983BE31A41}




日蓮宗ぽいものを発見!
バショウ(バナナ)の木ですね
{44FBB51B-415C-488A-B969-C039A226FDEE}

息子たちが通った幼稚園にもあって
小さな房をつけるのですが食べられません

園長に「青くても甘いから」と騙されて
うっかり齧ったら
渋くてえらい目に遭いました(+д+)



境内を歩いてらした若い上人さまに
声をかけていただき
御首題をちょうだいすることができました
{F060BEF7-5B15-478E-A3C1-3501620FA282}


右下のこのかたは布引祖師といって
その昔疫病が流行したとき
日蓮上人の木像にお題目を書いた白布を掛け
舟から引かせてご祈祷をつとめたところ
この疫病はたちどころに退散したそうです

{669E392A-CCF1-4DDF-B460-24DFB0183475}


その後、この白布をかけた木像は
日蓮さん生誕の地の小湊誕生寺に祀られ
寛永7年幸国寺が開山したとき
幸国寺に奉安されたということです



御首題とともにお供物もいただきました
{C0BB3E99-8D44-451B-A277-47F5CF8751C2}



たいした見所もないお寺ですが …
と前置きをされ
納骨堂の『瑠璃殿』を案内してくださいました

{A90ECC08-7C79-47A4-9E47-61023CC0B183}



堂内の正面には仏様がおられ
その壁面には2046体のミニ仏様が!
{54737D3D-2FC9-423A-9B5A-CE0F2F402A7C}
(幸国寺HPより)



ひとつひとつのミニ仏様の奥が
納骨堂になっています



案内されたときは
青系のグラデーションになっていて
色合いは季節によって変化するそうです



極めて現代的な納骨堂なのですが…
私は
「あたしゃ、1人でなんでもできるさ」
と日頃からいきがってるオバチャンですが
実は関わったことも会ったこともない人から
大きな助けをいただきながら
生きているような気持ちになりました


だからお寺が好きなのかな~(*˘︶˘*).。.:*♡