それは音もなくいきなりやって来る。一瞬その場の空気が凍りつき時が止まった。私にとっては2年続けて。

総務部長であり元監査役でもあった人が夕べ亡くなった。

本格的なガン治療と貧血から会社を長期休職していた。最近は痔主さんになったとかでタクシーで医者に行くにもちゃんと座れないため同行する奥さんに寄り掛かって横座りしてるなどたまにかかってくる電話で元気な声で楽しそうにしゃべる。先月も電話があった。

私が高校卒業後、今の会社に入社した時からの付き合いなので今では家族のような存在。最初は仏頂面で目が細めなので怖いイメージで何?この人って感じだった。でも慣れてきたら意外と面白いおじさんだった。頼まれたことをよく忘れる人だった。去年逝った私の最初の上司から“健忘症の健(ケン)!”とよく言われてた。忘れっぽいのとその人の名前が健なのでそれに引っ掛けてだった。その度に子供のような笑顔で“うるへ~(-_-#)”って反論してたのを思い出す。

社歴が長いと役員にしろ社員にしろ自分の知ってる人がどんどん亡くなったり退社したりしていなくなるのが淋しい。

何よりそういうお歴々に会うのは、誰かの葬式の時だけ。
人はいつかは死ぬ。順番なんだと頭では分かってるけど、まだ受け止められない。最近亡くなる人が多いようで火葬場が混んでるためお通夜は祝日の20日らしい。その間斎場の冷蔵庫に入ってるらしい(そんなのあるんだ?)また惜しい人が逝ってしまった。

ご冥福を祈ります。合掌