まさに、女帝。アナ・ウィンター。
ああいう自分を演出、プロデュースしているのだろうか。
情を交えず、どんどん判断、切っていく様子は
見ていてスカッとする。強みは「決断力」。
が、振り回される周囲は大変だろうなあ。
それでも喰らいついていくスタッフたちの
タフさやエネルギー、計算、不平不満も
スクリーンにあふれておもしろい。
「妥協はだめ、いい人になってはだめよ
(アナに負けては駄目よ。というニュアンス?)」
とスタッフにゲキをとばすグレイス。
(半分は自分にも言ってるんだろうな)
グレイスはアナと長年ともに仕事をしてきた
クリエイティブディレクター。
アナとは対照的だ。
攻防もありつつ、最終的には
お互いに才能を認め合っているところが
かっこいい。
元気になる映画。