7/3の朝日新聞の

「風景も文化財」という記事から。


「風景」

人の心の投影でもあります。

時代とともに、人の意識とともに

「風景」という言葉の持つ意味あい(概念のテリトリー)が

変わってくるものだと思います。


さて、

「文化的景観」はここ十数年世界遺産のトレンドだそうです。

人が意図的に創造した庭園

棚田やブドウ畑などの有機的な土地利用

聖地とされる山など、人と自然のキズナを表す景観・・


世界の潮流もあって

日本でも5月に「歴史まちづくり法」が国会で成立。

文化財に指定された寺社や城跡、建物を中心に

「歴史的風致」を守る市町村を国が認定、補助金を出し、

管理や修理の技術指導を行なう仕組みになっています。


文化庁は


「景観に象徴される

地域の営みに価値を見出し

変化の方向性に合意をなすことも大切なプロセス」



稲葉信子・筑波大学教授(世界遺産学)は


「守るべき文化の対象が、

中央から地方、権力者から庶民、

点から面へと世界的に変化したことが背景にある」


「文化的景観の保全とは、変化を見守ること。

人間社会の早すぎる変化を見直すことにもつながるのでは」


とのコメント。


「風景」

この単語の持つ意味合いを

どこまで想像、創造するでしょうか。