まず入って驚く。
真四角の2段ベッドのようなもの。
真四角の土俵に2階がついている、というか。
とにかくそれが赤い色。
その状態でもうわくわく。
実際に群読がはじまると
めくるめく展開にドキドキ度満開。
壁面の影絵のような絵や
文字も(日本語、外国語、たて、横、いろいろ)
ものすごい勢いでまわりはじめます。
宮沢賢治の本の引用や
むかしながらの”あっぷっぷ”
”わっしょいわっしょい”など
日本の古きよき言葉たちが
次々あふれ踊っている感じ。
この群読・叙情詩劇「一粒の種」
プロデューサーは、野田秀樹さんの舞台などを手がける北村明子さん。
演出、脚本、音楽はは寺山修司さんの後継者と言われる
「演劇実験室◎万有引力」主宰のJ・A・シーザーさん
北村さんは「日本人の叡智(えいち)と現代演劇の水準の高さを、
言霊(ことだま)の力を信じて世界に発信したい」とあいさつしたとか。
すばらしい!!の一言。