筆者は、2013年まで8年半病院でPT(理学療法士)として働いていた。その後アメリカに渡り、Master(修士)、PhDを取得して、現在はボストン大学医学部でポスドクをしている。周りにアメリカに詳しい人がいなかったり、情報自体が少なかったことにより、ほぼ全て1人体当たりで今日まで過ごしてきた。いろいろと苦労や遠回りしたりもしたが、おかげでいろんなことを経験することができた。1から10シリーズでは、それぞれのテーマで1から10までその過程をできるだけ時系列で紹介していき、興味のある人に情報提供していきたいと思っている。アメリカでのPT免許取得やその他の事も含めて、シリーズとして紹介していきたい。
アメリカ留学や就職は大きなキャリアアップに繋がるのと引き換えに様々な細かく、面倒くさく、大変なプロセスを踏んでやっと実現できるものです。このシリーズを通じて皆さんの助けに少しでもなれれば幸いです。以下に今構想している1から10シリーズのテーマを列挙したいと思います。テーマが大きいので、1-2ヶ月に一回のペースで上げていきたいと思います。
Masterリハビリテーション科学部への修士留学。TOEFL (81), GRE (V 149, Q 161, W3.5) 含めて、大学選びから全てのプロセスを紹介。アメリカにおけるMasterの位置づけ、目的別の選び方等も書いていきます。
- 受かった大学院
- University of Illinois at Chicago
- Massachusetts General Hospital (Harvard University Medical School)
- 落ちた大学院
- Ohio State University
- University of Minnesota, Twin Cities
- Marquette University
- University of Delaware* (PhD)
- University of Iowa* (PhD)
PhD
リハビリテーション科学部の研究に特化した博士過程。大学院へのコンタクトの取り方、PhDに特化した良い大学院、そして学費免除+給料が貰いやすい大学院の選び方を含めて、1から10まで紹介します。究極の目的は自分のしたい研究ができて、学費免除(何百万円相当)+PhD学生としてのMax給料の獲得(2019年時点で、$25000)。
- 受かった大学院
- University of Kansas Medical Center
- University of Oklahoma
- University of Pittsburgh
Postdoctoral Fellow
ポスドクならではの大切なラボ、ボスの選び方を含めて1から10まで紹介します。
- オファーあるいはオファーを出したいと言われた研究機関
- Boston University School of Medicine
- University of Florida
- グリーンカードがあれば雇いたいと言われた所
- Brigham and Women’s Hospital (Harvard University Medical School)
- 興味を持ってもらえたけど、もう決まっていてインタビューを断った所
- University of Iowa
- Duke University
- 落ちた、興味がもたれなかった研究機関
- MGH (Harvard University Medical School)
- University of Utah
アメリカPT (理学療法士)免許取得プロセス
アメリカでのPT免許取得の為の準備(シラバス集め、FCCPT等)、試験、法律試験、2年ごとの免許更新について等、事細かく説明していきます。筆者のようにもともと専門学校出身のPTでアメリカPT免許に興味のある方は必見です。
以上、細かく思い出して正確に書いていきたいと思います。また、現在取り組んでいることもあるので、形になり次第それらのことも1から10シリーズとして紹介していきたいと思います。
※Facebook ページで他の事も書いています。興味のある方は是非
US Central Sensitization Research
また、
※リハビリ関係者のアメリカ大学院留学、研究教育、生活情報が欲しい方は以下のブログリンクをクリック
日本人PTのアメリカ留学記~最先端の腰痛リハビリを目指して~
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