キジバトを保護した話① | うさぎのポテのブログ

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毛皮(リアルファー)製品が生きたままの動物から剥ぎ取って作られていること、化粧品や日用品の実験をうさぎの目や傷口で行っていること、知っていますか?
目を背けたくなる残酷な現実ですが、動物のためにあなたにも簡単にできることがたくさんあります。

先週の金曜日。10時仕事が終わって家に帰るのに、普段は通らない道を歩いていました。
そこは夜は飲み屋街で、昼間はシャッターが下りている店ばかりのさみしい路地です。
ゴミをあさるカラスや野良猫をよく見かけます。


民家の前にうずくまっているキジバトがいて、背中に傷が見えました。
一羽で冷たい地面にいて、放って置けませんでした。
傷を見ようと近づくと「え?何!?」と、少し歩いて逃げました。
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羽を広げるそぶりはするものの、飛べません。

近くの小さい商店でダンボールをもらってきて、捕まえようとしましたが必死で逃げました。
当たり前ですよね(^^;;
羽や足を傷つけてしまうことが心配だったので、私はワイシャツの上に着ていたパーカーを脱いで鳩をパーカーで包んでからダンボールに入れました。
あっけなく捕まったので、やっぱり具合悪いんだなと思いました。

スマホで調べたら近くに動物病院があるようなので、すぐに鳩を入れたダンボールを抱えて向かいました。

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獣医さんは「犬・猫が専門だから鳥はよくわからないのだけど」と言いながらも診てくれました。
傷は背中は翼の下にも広がっていて予想以上に広範囲で、猫かカラスに襲われたものだと言われました。
「背骨がちょっと見えてる」なんて言われて驚きましたが、「大丈夫、野生だから強いものよ」と化膿止め?の軟膏を塗ってもらっただけでした。
強いんですね、野生動物って。

「この子はヒナではないけれど、まだ子供だよ」と言われました。
ヒナはほとんどの場合近くに親鳥がいるので、保護してはいけないことは知っていました。
この鳩はもう親鳥から巣立って一羽で行動しているようでしたから、その辺りは心配ないようでしたが。

獣医さんは指に鳩を止まらせて指を下に引いてから飛ばすようにふっと上げました。鳩はバタバタと羽ばたきました。
「飛べそうだね。あそこの公園に放してみて、高い木に上がれたらもう大丈夫だから、自由にするのが一番だよ。野生動物は人間に保護されてるってだけで、すごいストレスだから」
と言われて、公園へ行きました。
かなり広い公園で木がたくさん生えていて、中にはどんぐりの木や黒い実をつけたクスノキもありました。

獣医さんがやったように指に止まらせて飛ばそうとしましたが、飛んで行きません。
それどころか、地面に下りて散歩するようにふらふらとあちこち歩いたり、すみっこでうずくまったりを繰り返していました。

私の頭の高さより上へ手を上げると、もう地面に下りようともせず、指にぎゅっと掴まってきます。
「無理だよ」と言っているようでした。
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優しそうなおばさんが「あら?鳩?」と話しかけてきました。
事情を説明すると「この辺りは猫が多いから、地面でうずくまっていたらまた今夜、猫にやられちゃうわね」と言われました。私もそう思いました。

獣医さんと相談して、私のアパートで預かることにしました。
野鳥を飼うことは法律で禁じられていますが、獣医さんに背中の怪我が治るまでの数日なら問題ないと言われたのです。
病院に鳩を預けて、私は一度自宅へ車を取りに行きました。そのついでに餌を買いに行きましたが、小鳥用の粟玉かオウム用の大粒の穀物しか売ってなくて、困りました。
仕方なく100円ショップでハムスター・リス用の餌を買いました。
中身はトウモロコシ、大麦、小麦、ひまわりの種などですから穀物なら食べると思いました。
獣医さんに確認したら「穀物だから大丈夫だけど、小さく割って与えて」と言われました。

診察代を払う気でいましたが、獣医さんは「野生動物だから今回は結構です」と言ってくれました。


私は帰宅してから、獣医さんが無料で貸してくれたケージ(犬、猫用のキャリーケースだけど)と、止まり木代わりにつっぱり棒を二本通して、餌と水をあげました。
ハムスター用の餌は、トウモロコシを潰したものは一口で飲み込める大きさに割り、ひまわりの種は殻を向いて中の柔らかいものをさらに砕いておきました。
飲み込めそうな大麦、小麦、小粒の穀物はそのままにしました。
それから私が普段食べている胚芽米を混ぜました。

私は夕方からまた仕事に行かなければならなかったのですが、私がいる間は細かくした穀物の餌や胚芽米をよく食べ、ふんもしました。きょろきょろ部屋を見回したり、ひざに乗って来たりしました。
この様子なら留守にしても大丈夫だと思いました。


午後3時、出かける時間になってしまい、鳩を部屋に放して行くのは危ないと思ったので、ケージに入れ、寒くないように布やブランケットをかけて保温して、私は仕事へ行きました。
私は小さい頃にセキセイインコを飼っていたので、夕方になったら鳥のケージ布をかけておくと鳥たちが大人しく休むことを知っていました。

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(この入口もブランケットで覆いました)


…長いので、②へ続きます。