こんにちは☺︎

駐在経験あり、日本⇔アメリカ1.5往復、引越し経験合計8回、借家住まい2回、
現在アメリカ在住、3人子持ちのお母さんです。

今回は少しタイムリーに先日、息子が初めて小児歯科で全身麻酔の治療をしました。

実はとても不安で、情報もあまりなかったので、我が家の経験が参考程度になればと思い経過と経験を書いてみようと思います。

あくまで個人の経験であることと、病院によってそれぞれ違いが大きいことをご了承ください。
長くなりますが、良ければお付き合いください。

まず、前提として日本で奥歯をいくつか治療を受けてからアメリカに来ました。
(最終、2月半ばにうけました。)
しかし、めちゃくちゃ治療中に暴れてしまうタイプの子だったので、きちんとした治療が恐らく困難だったんだと考えています。

6月頭
アメリカに来て初めてのチェックアップに小児歯科に連れて行くとかなり歯の状態が悪いとのこと。

チェックアップをしてもらって、とりあえず暴れると治療ができないけれど、
少し様子を見て次のチェックアップで治療が出来そうならやってみようかと先生と話し、次のチェックアップを待つ事に。

そして、2回目チェックアップの12月

やはり通常の治療は難しそう。
治療してある歯にかなり問題がある歯が多い。

と言うことで、治療するならば全身麻酔を提案されました。


そこで聞いたお話によると、
日本で治療を頑張ってしてきたものがほとんどダメになっているとの事で、とてもショックを受けました。。。

1月に入り、パパと話しをして、
全身麻酔の件は納得し、日程の調整や治療内容、料金についてご相談。
(料金の詳細は最後の方にあります。)

そして、結局、
3月末に治療をする事になりました。


前日には、麻酔科医の先生と小児科医の先生、麻酔の料金のお支払いの3件の電話がありました。

それぞれ、時間の確認や、最終の食事時間の確認、当日の持ち物や服装など色々とても丁寧に説明していただけました。

前日食事は、夜11:00まで
そこから絶飲食
(20:40に最終のおにぎりを食べました。)


当日、朝8:45〜治療開始の予定
→電話で8:10に繰り上げ

持ち物→着替え一式(下着類含む)
            以前にいただいていた説明書類一式
当日の服装→ゆったりしたズボンと半袖とパーカー(治療前には半袖になり、治療室に行きます。)
*親子共に黒い服の方がおすすめです。
(理由は後記述)


8:10
病院へ
麻酔科医の先生と挨拶して、麻酔と共に足からイブプロフェン(痛み止め)も入れる事や術後の薬の服用などのお話しを聞く。
小児科医の先生と今日の流れを話していただく。

8:20
もう治療室に入って、すでに寝てるよと報告を受けました。

途中、状態を見て、歯の治療計画が1つ変更になる報告を受け、
予定の2時間30分できっちり終了

11:00
麻酔を止めてから、呼ばれて息子のところへ

まだ寝ている状態で、鼻と口から出血をしていました。

起きるのを待つ間、
起床後の通常の反応や薬の服用について説明を聞もう一度紙と共に説明を受けます。

○イブプロフェンは午後1時以降に
○タイレノールは起床後いつでも飲すことができる
○薬の服用は大体4〜6時間置きに
イブプロフェンとタイレノールを交互に飲ませるといいよという事でした(高熱時同様)
○2〜3日は痛みが出る可能性がある
○しばらく寝たり起きたりを繰り返す。そして、落ち着いたら、できるだけ夜寝るために起こしておく方がいい。
○やわらかいものを食べさせるといい
○歯磨きは明日の夜から(フロスは1週間後から)
○1週間は優しくより丁寧にゆっくり磨く事
○お風呂はOK

5分ほどで
機嫌の悪い朝を迎えたような反応が。

そこから起きたり、泣いたりを15〜20分ほど繰り返しました。
(途中鼻や口から度々出血していました。)

黒のお洋服をお勧めするのは、
この時子供を抱くと顔を擦り付けたりするので、そこで血がつきます。
咳き込んだりするので、本人のお洋服につく事も。

少し落ち着いて、帰りたい…と話したので、
お家に連れて帰りました。
(パパはその間、お支払いなどを済ませてくれていました。)

お家に着いたのは、11:30過ぎ

14時
一瞬寝たり、起きて口が気持ち悪いとぐずぐずしたりを繰り返して、
出血もそこそこありましたが、この頃になると落ち着いてきました。
(途中、口が痺れて気持ちが悪い、かゆいと擦るので保冷剤などで冷やして落ち着きました。)

その後、ヌードルが食べたいというので、柔らかめに小さく切ったものを食べさせてみました。

ほぼ飲み込んでいるような状態でしたが、全て食べられました。


普段よりも元気はなくごろごろと寝転んでいる状態でしたが、ナーバスになる気持ちは安定したようで、機嫌は悪くない状態

それぞれお姉ちゃんたちが帰ってくると
偉かったねと抱きしめて、撫でて褒めてもらえて本人は少し泣きそうになりつつホッとしたような顔をしていました。

そこから、夕飯に大好きな柔らかいサーモンベーコンと柔らかめのご飯を食べさせました。

ゆっくりですが、本人も好きなので前歯で少しずつ齧って食べていました。


夜には、お風呂にも入ることが出来ました。その後も欲しかったゲームを買って少し機嫌が良くなったのか遊んでくれて、元気さも少し戻ってきてくれました。

そして、少し調子が出たのかお姉ちゃんたちが食べていた、トルティーヤチップまで目を離した隙に食べていました…。

その後、いつもより2〜30分遅めの就寝となりました。


痛み止め(イブプロフェン)について
痛み止めは、常に持っていて1時以降に痛いと言えば飲ませようと思っていたのですが、全然本人痛がる様子もなく過ごしてくれたので、一度も与えませんでした。

料金について
麻酔と治療の料金は別々です。
麻酔は基本的に保険が効きません。相談できるところはあるそうで、一応連絡はしていますが期待はできなさそう
時間制の料金なので、最初は、予定時間に合わせた料金が提示されます。その後、超過すれば更に追加でお支払いになったり早くなれば返金などの対応になりました。治療の前に予約金として半分ほど支払いをしました。
今回は、予定時間ほぼ変わらずなので予定金額の請求で、その場で残りを支払いました。

治療は保険が効きます。治療内容と入っている保険に合わせて料金が変わります。治療内容も施術中に変わるので、終わってから請求額が確定します。支払いも2回に分けて、今回先にいくらか払って、来月にもう一度残りを支払う予定です。
そのため完全な支払い額はわかっていませんが、我が家の場合、合わせて最終$5000〜6000の間くらいになる予定です。

かなり高額です……。
麻酔の料金がかなり負担になっているのは確かですが、治療を一度に全てしていただけて、暴れる事なくしっかりと治療していただけるので非常に良かったと思います。

ただ、次また麻酔を使って治療をしてほしいかと聞かれると、金額ではなく、息子の体の負担を考えるとかなり悩みます。

できる事ならば、笑気麻酔のみで治療をできるようになってほしいのが本音です。

音が嫌いで我慢ができないようですが、何とか落ち着いて出来るように訓練をしていきたいです。
どうやって訓練したらいいのかな…。

以上、息子の初めての全身麻酔での歯科治療でした。
2日目、3日目の経過も後日ご報告する予定です。

長く拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
少しでも、参考になると嬉しいです。