鬼滅の刃小説版「片羽の蝶」の感想(その2)
 
鬼滅の刃小説版「片羽の蝶」の感想を書きたいと思います。
備忘録として残すため、かなりネタバレします。
内容を知りたくない方は、読み飛ばしてください。

第四話「夢のあとさき」
登場人物:玄弥、実弥さん、炭治郎、アオイさん 15巻 129話(扉絵参照)
あらすじ:玄弥は刀鍛冶の里での戦いの後、蝶屋敷で療養します。アオイさんの治療を受けます。
蝶屋敷で働いている女の子3人の内一人のすみちゃんは、玄弥の妹と同じ名前です。
玄弥は優しかった兄との思い出を夢で見ます。
起きると、すみちゃんがいて、兄弟の事を語りだします・・・

感想:この時点では仲直りしていない不死川兄弟の話です。
玄弥の思い出の中で、実弥はおかあさんの手作りおはぎが好きだったことがわかります。
そして、実弥はこっそり蝶屋敷に来ておりました。もちろん玄弥の事が心配だったのでしょう。
最後は思春期真っただ中の玄弥が、アオイさんにアーンをされ照れながらも食べるようです。
早く仲直りしてほしいですね。

第五話「笑わない君へ」
登場人物:富岡さん、炭治郎、実弥さん、しのぶさん等 16巻 135話
あらすじ:炭治郎は柱稽古の最終である水柱富岡さんとの稽古に励んでいます。
柱稽古中に会話をし、少しだけ、心を通わせつつある二人ですが、実弥さんがいつも怒っているという話になり、富岡さんが以前も実弥さんが怒っていたときの昔の話を語りだします。
そこでは、富岡さん以外の柱が集結しており、お館様が富岡さんが心から笑った姿が見たいと言っていたことから、柱達が富岡さんを笑わせようと作戦をたてますが・・・

感想:富岡さんと炭治郎のコンビめっちゃ好きです。富岡さんがちょっとだけフレンドリーになっているのもいいです。
そして、しのぶさん以外の柱達がお館様の意向を取り違え、富岡さんを笑わせようと悪戦苦闘する姿が面白いです。
特に煉獄さんの「眼鏡、眼鏡が」・・・笑
あと、富岡さんが好きな食べ物が鮭大根(鰤大根の鮭バージョン?)だということも分かり(次の話の伏線になってます)。
富岡さんと炭治郎が増々良い関係になって行くのがいいですね。

第六話「中高一貫キメツ学園物語!!~パラダイス・ロスト~」
登場人物:
ハイカラ・バンカラ・デモクラシー(11巻 93話参照)
メンバー:宇髄先生、炭治郎、善逸、伊之助
富岡先生、煉獄先生、しのぶ先輩、千寿郎君
あらすじ:文化祭を1か月後に控えた時期、文化祭のイベント『キメツ☆音祭』に出場予定のハイカラ・バンカラ・デモクラシーの演奏を聴くと、眩暈と吐き気が止まらなくなるといい・・・
なんとか、彼らが出場を辞退するよう、妓夫太郎・堕姫の兄妹をけしかけたり、煉獄先生が説得に向かいますが・・・

感想:あのハイカラ・バンカラ・デモクラシーの話が書かれるとは・・・笑
説得に行った煉獄先生は買収(しかもラーメン)され、ファイナルウエポン富岡先生が向かいますが、その歌詞に感動して帰ってきます・・・なぜ…笑
歌詞は11巻 94話を参照してください。

全体感想:前作「しあわせの花」は、炭治郎ら同期隊が中心でしたが、「片羽の蝶」は柱のエピソードが書かれています。本紙でも柱よりも鬼が死ぬ間際のほうが書かれていたのですが、柱の事がもっとわかり、特に煉獄さんは本作でもその素晴らしい人間性が書かれてます。(キメツ学園では話を聞かない人ですが笑)
柱好きの人にはたまらないですね。
自分はレンタルコミックでしたが、いつか買いたいと思いました。

今回はここまでにします。

次回は、203話の感想になると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。