先月前半、今の自分にとっては、とても充実してるけれど、エネルギーも多く使うイベント事がありました。縁あってアメリカに音楽留学していた時のピアノの師匠が来日していました。その関係で、自分もレッスンを受けたり、通訳をしたり、師匠の演奏会のお手伝いをしたり。ヴァイオリニストさんとのデュオリサイタルの譜めくりも、2回ありました。違うプログラムで。
7年前、倒れてしまう前の私になら、何でも無い事だったけれど、今の私には、とても大変。お仕事自体、レッスン自体、師匠から沢山学べる事自体は、本当に良かったけれど、その後は、その疲れとの闘い。何か少し特別なイベント事がある度にそう。その場では、それなりに元気に見えるから、周りには殆どわからないみたい。だから、私がその後寝込んでいる事が、想像出来ないみたい。
今回は、実は、イベント後の疲れ自体は予想より大分マシでした。基本の病状の回復が進んでくれてるみたいです。でも、そのイベント開催を巡って、色々な事が起き、ずっと巻き込まれ続けていまし( ´Д`)y━・~~。イベント期間終了後、その事に関して予測して無かった事態が起き、更に巻き込まれ、、、。フラフラになってしまいました。。。元々の、イベント後の疲れにそれが重なり、本当に参りました、、、。
結局、嵐のような日々が暫く続き、そして、私は動けない身となりました。ストレスが極度だった場合、普通は気分転換に皆何かするでしょう。趣味に没頭するなり、出掛けてストレス発散するなり。でも、この病気持ちの私にはそれが叶わない。
楽しい事をしに出掛ける事も、友達とランチに行く事も、家でピアノを弾く事すら出来ないのです、その期間。どれも、エネルギーを消費してしまうから、体調に逆に負担をかけ、悪化してしまう。
何度も経験して来てます。何かしてみたら、その後更なる苦痛に耐えなきゃいけない。
今回も、折角楽しみにしてた学生時代からの友人達とのランチをキャンセルする羽目に。
この期間が1番辛い。世の中の殆どの人達は、この病気について知らないです。元気そうに色々この間までやってた人が、何で動けないのか、わからないですよね。気分が落ち込むんだと思ってる人が多い。
気分転換したら良いじゃ無いか、寝込んでても、良くないだろう。皆こぞってそう思えるみたい。でも、気分では無いのです。脳のエネルギーの問題。長年に渡りストレス下に晒された脳という臓器が弱ってしまっているのです。だから、刺激を避けなければいけないのです。良い気分になる楽しい事をするのも、刺激になってしまい、エネルギーを消耗しちゃうんです。
という訳で、ひたすら家で安静にするしか無い。眠るのが1番効く。今回は、色々巻き込まれた事で、エネルギー消耗が激しく、寝込む期間を長くしなければならなくなってしまったようです。。。
私がこのブログを書きたい理由の1つは、病状を文章化する事で、少しでも認知度を上げて、健康な人達と伏せっている人達の間を繋ぎたい、というのがあります。私の友人で、病気の事をカミングアウトした後、"暫くゆったり目にしてる積もり" と話したら、何の悪気も無く、"楽に暮らしても全然良いと思うよ" と言ってくれました。。。2人の子持ちの、フルタイムの仕事持ち。そりゃあ、本当に忙しい毎日だと思う。
でも、私は、ずっと、寝込んでるより、朝から晩まで忙しくしてれる方が良い、楽、と思ってます。その方が幸せだ、と。寝込んでるのは、楽してる訳ではないのです。1番酷い時は、一分一秒を生きる事すら苦痛でした。寝てても全く楽じゃない。しんどくて仕方が無い。耐え忍びながら、いっ時いっ時を過ごしていました。朝起きれる奇跡だけで無く、楽に息が吸えて、この世に深呼吸と共に存在出来る、それが幸せなのです。特にこの7年、体調が急激に堕ちた所から回復して行く道筋を辿って来ている私には、バタバタと忙しく出来る事が、夢に思えます。元気な人達は、大変な時に無理も効きます。やる気があったら何とかなるだろう、と思ってる方々が多いのがわかります。でも、私は、そんな事をしたら、病気が再燃してしまいます。あの地獄には2度と堕ちたくない。何があっても。
20代にこの病気を患い、克服した後、2人の子供さんを育て上げた、アメリカ人の50代後半の友人が話してくれた、"その後も人生色々あれど、あの時程苦しかった事は無かった" という言葉が支えです。
ある時期までは、元気に忙しくしている人達が、自分の病気の苦悩をわかってくれず、悪気無く、自分の感覚で口にする事に、腹が立ったり、フラストレーションが溜まったり、と本当にしんどかったけれども。自分も大分回復度が進み、割合と元気に過ごせる時もあるようになって、健康な人達には、わかりようの無い世界だった事が、自分でも腑に落ちるようになりました。何せ、自分でも、何がそんなにしんどかったのか、大変だったのか、忘れちゃって、わからないくらいですから(笑)(笑)
でも、少しでも周りの人達が理解を示してくれるか、知識があるかどうかが、患者さんの回復過程に大きく影響する病なんです。周りの理解は、薬にすらなります。疲弊した脳は、患者さんに異様な孤独感を与えます。この世で必要とされてない、どうでも良い人間に"思わせて"くれます。それが、最後、酷くなり過ぎた時、最悪の結果をも招きます。本人の意思とは全く関係無く、機能が低下した脳がする事で、全ては、"病気の症状" で、風邪を引いたら、熱が出て咳が出て、というのと何ら変わりは無いのです。
これを理解するのが、とても大事だけど、患者さん本人にも、周りの人達にも、とても
難しいのを感じています。脳という臓器がする事が、人の人格、性格を作っているので、機能が弱まると、性格まで一時的に変わってしまいます。我々うつ病に罹患した人間がしてしまう事は、無責任に思えるだろうし、ワガママで自己中に思えるだろうし、社会人、大人失格、という烙印を押される事でしょう。でも、元々はその逆の性格の人達の方が罹患し易いので、変わり果てた自分を心の中で嘆いています。なので、周りの人達がその辺の所をわかってくれていないと、苦痛は倍になってしまうんですよね。
まぁ、その辺は追い追い書いてみたいと思います。計20年以上付き合い、この7年は、日米両方の資料を多量に読み、自分の闘っているものの正体を掴む為に、研究⁈して来ました。お医者さんのように、物質面から仕組みをはっきり理解出来てはいないけれど、大まかにザックリ理解を深めて行く事で、自分自身を救って来ました。お医者さんですら、色々と見誤るのがこの分野です。数値にハッキリ出ず、患者さんの訴えが主たる診断基準だからです。
そんな訳で、暫く、私の病気仲間さん達の間で使ってる、"おねんねウィーク"(笑)
が必要かな、と。そう、兎に角、眠って、大人しくしておく。でも、書くのが好きな私は、ついつい、こうやって、色々文章にしちゃいます(笑)
7年前、倒れてしまう前の私になら、何でも無い事だったけれど、今の私には、とても大変。お仕事自体、レッスン自体、師匠から沢山学べる事自体は、本当に良かったけれど、その後は、その疲れとの闘い。何か少し特別なイベント事がある度にそう。その場では、それなりに元気に見えるから、周りには殆どわからないみたい。だから、私がその後寝込んでいる事が、想像出来ないみたい。
今回は、実は、イベント後の疲れ自体は予想より大分マシでした。基本の病状の回復が進んでくれてるみたいです。でも、そのイベント開催を巡って、色々な事が起き、ずっと巻き込まれ続けていまし( ´Д`)y━・~~。イベント期間終了後、その事に関して予測して無かった事態が起き、更に巻き込まれ、、、。フラフラになってしまいました。。。元々の、イベント後の疲れにそれが重なり、本当に参りました、、、。
結局、嵐のような日々が暫く続き、そして、私は動けない身となりました。ストレスが極度だった場合、普通は気分転換に皆何かするでしょう。趣味に没頭するなり、出掛けてストレス発散するなり。でも、この病気持ちの私にはそれが叶わない。
楽しい事をしに出掛ける事も、友達とランチに行く事も、家でピアノを弾く事すら出来ないのです、その期間。どれも、エネルギーを消費してしまうから、体調に逆に負担をかけ、悪化してしまう。
何度も経験して来てます。何かしてみたら、その後更なる苦痛に耐えなきゃいけない。
今回も、折角楽しみにしてた学生時代からの友人達とのランチをキャンセルする羽目に。
この期間が1番辛い。世の中の殆どの人達は、この病気について知らないです。元気そうに色々この間までやってた人が、何で動けないのか、わからないですよね。気分が落ち込むんだと思ってる人が多い。
気分転換したら良いじゃ無いか、寝込んでても、良くないだろう。皆こぞってそう思えるみたい。でも、気分では無いのです。脳のエネルギーの問題。長年に渡りストレス下に晒された脳という臓器が弱ってしまっているのです。だから、刺激を避けなければいけないのです。良い気分になる楽しい事をするのも、刺激になってしまい、エネルギーを消耗しちゃうんです。
という訳で、ひたすら家で安静にするしか無い。眠るのが1番効く。今回は、色々巻き込まれた事で、エネルギー消耗が激しく、寝込む期間を長くしなければならなくなってしまったようです。。。
私がこのブログを書きたい理由の1つは、病状を文章化する事で、少しでも認知度を上げて、健康な人達と伏せっている人達の間を繋ぎたい、というのがあります。私の友人で、病気の事をカミングアウトした後、"暫くゆったり目にしてる積もり" と話したら、何の悪気も無く、"楽に暮らしても全然良いと思うよ" と言ってくれました。。。2人の子持ちの、フルタイムの仕事持ち。そりゃあ、本当に忙しい毎日だと思う。
でも、私は、ずっと、寝込んでるより、朝から晩まで忙しくしてれる方が良い、楽、と思ってます。その方が幸せだ、と。寝込んでるのは、楽してる訳ではないのです。1番酷い時は、一分一秒を生きる事すら苦痛でした。寝てても全く楽じゃない。しんどくて仕方が無い。耐え忍びながら、いっ時いっ時を過ごしていました。朝起きれる奇跡だけで無く、楽に息が吸えて、この世に深呼吸と共に存在出来る、それが幸せなのです。特にこの7年、体調が急激に堕ちた所から回復して行く道筋を辿って来ている私には、バタバタと忙しく出来る事が、夢に思えます。元気な人達は、大変な時に無理も効きます。やる気があったら何とかなるだろう、と思ってる方々が多いのがわかります。でも、私は、そんな事をしたら、病気が再燃してしまいます。あの地獄には2度と堕ちたくない。何があっても。
20代にこの病気を患い、克服した後、2人の子供さんを育て上げた、アメリカ人の50代後半の友人が話してくれた、"その後も人生色々あれど、あの時程苦しかった事は無かった" という言葉が支えです。
ある時期までは、元気に忙しくしている人達が、自分の病気の苦悩をわかってくれず、悪気無く、自分の感覚で口にする事に、腹が立ったり、フラストレーションが溜まったり、と本当にしんどかったけれども。自分も大分回復度が進み、割合と元気に過ごせる時もあるようになって、健康な人達には、わかりようの無い世界だった事が、自分でも腑に落ちるようになりました。何せ、自分でも、何がそんなにしんどかったのか、大変だったのか、忘れちゃって、わからないくらいですから(笑)(笑)
でも、少しでも周りの人達が理解を示してくれるか、知識があるかどうかが、患者さんの回復過程に大きく影響する病なんです。周りの理解は、薬にすらなります。疲弊した脳は、患者さんに異様な孤独感を与えます。この世で必要とされてない、どうでも良い人間に"思わせて"くれます。それが、最後、酷くなり過ぎた時、最悪の結果をも招きます。本人の意思とは全く関係無く、機能が低下した脳がする事で、全ては、"病気の症状" で、風邪を引いたら、熱が出て咳が出て、というのと何ら変わりは無いのです。
これを理解するのが、とても大事だけど、患者さん本人にも、周りの人達にも、とても
難しいのを感じています。脳という臓器がする事が、人の人格、性格を作っているので、機能が弱まると、性格まで一時的に変わってしまいます。我々うつ病に罹患した人間がしてしまう事は、無責任に思えるだろうし、ワガママで自己中に思えるだろうし、社会人、大人失格、という烙印を押される事でしょう。でも、元々はその逆の性格の人達の方が罹患し易いので、変わり果てた自分を心の中で嘆いています。なので、周りの人達がその辺の所をわかってくれていないと、苦痛は倍になってしまうんですよね。
まぁ、その辺は追い追い書いてみたいと思います。計20年以上付き合い、この7年は、日米両方の資料を多量に読み、自分の闘っているものの正体を掴む為に、研究⁈して来ました。お医者さんのように、物質面から仕組みをはっきり理解出来てはいないけれど、大まかにザックリ理解を深めて行く事で、自分自身を救って来ました。お医者さんですら、色々と見誤るのがこの分野です。数値にハッキリ出ず、患者さんの訴えが主たる診断基準だからです。
そんな訳で、暫く、私の病気仲間さん達の間で使ってる、"おねんねウィーク"(笑)
が必要かな、と。そう、兎に角、眠って、大人しくしておく。でも、書くのが好きな私は、ついつい、こうやって、色々文章にしちゃいます(笑)