5月にone controlのBJF-S66というヘッドアンプを購入し、自作の12インチ1発(EMINENCE TONKER)キャビで鳴らしていたのですが、7月に入り何故か2発キャビが作りたくてウズウズ。

 

そこで、図面を描いて材料費を計算したりしたところ、スピーカー以外の材料は1万円程。

と言うことで作製することにしました。

 

私はアンティークダメージ風のキャビにしたかったので、使用する木材、色味、仕上をどうするかを検討しました。

何故アンティークダメージ風かと言うと、美術品のような綺麗な物って気を遣うので好きではないからです。

キャビはヘッドアンプを置いたり、移動時にぶつけたりするので、そんなの気にせず使える物がいいなと思ったからです。

 

仕様は、

 

外枠 :パイン集成材24mm厚

背板:パイン集成材9mm厚

バフル:MDF21mm厚

 

着色ステイン:ワシンボアステイン(ウォールナット)

ワックス:ブライワックス(オールドパイン)

最終仕上:リンレイALL(フローリングワックス)

 

スピーカー:EMINENCE TONKER(8Ω)×2並列接続(4Ω) オープンバック。

となりました。

最終仕上のALLワックスは少し光沢を出す目的以外に重要な役割があります。

ブライワックスは少し匂いが出るのですが、ALLワックスを塗ると匂いを押さえ込んでくれます。

 

作業はまずMDFのカットですが、今回はMDFのサイズ600×450×21mmを基準にCADで設計したので外形はそのままです。

なのでスピーカーの穴2つををトリマーで空け、タッカーを使ってサランネットを貼ってバフルは完成です。

 

後はパイン集成材で外枠を組んで、ステイン着色→ブライワックス→ALLワックスの順で仕上。

しかし、一箇所パイン集成材の外枠の余分な部分をカットしようとノコを入れたらしくじりまして切りすぎました。

でもアンティークダメージ風なので気にせず。

 

 

 

後は、背板を取り付け、新品スピーカーをボルト止めして完成です。

 

出音は音圧があり、同じスピーカーでも2発だと違うんだなーと感心。

しかし、やはり置き場所がないので先月オークションで売ることにしました。でもなかなか売れないなー。