先日、大阪ギターワークス社の加工済みボディーとネックを買ってストラトタイプのギターを作製しました。

 

まずボディーは2ピースのアルダーを購入することにしましたが、ブリッジの穴が空いていないのでお店に問い合わせたところ追加工(2点支持トレモロ)で5千円弱で出来るとのことでしたのでお願いしました。

 

ここで一番の問題は塗装だったのですが、2~3年前に購入してあった使いかけのTruOILで実験したらいい感じになることが解ったのでこれに決定。

 

そして綺麗なボディーが届き色をどうするか検討し始めました。

 

その前にバッテリーボックスの穴加工を施しました。

 

 

着色は手持ちのワシンのボアステインを使うことにしまして、テスト用にアルダー材を購入し、色んな色を試し、結果 楓色に決めました。

失敗したくなかったのでここまででかなりの時間を割きました。

そして作業開始です。

 

まず、砥の粉とボアステインを混ぜて刷毛でボディーに塗り、半乾きで拭き取って乾燥させました。

 

次に#240のサンドペーパーで研磨してはまた上記作業を繰り返しまして、最後に1日乾燥させました。

 

後は、TruOILを薄く塗ってから入念に拭き取るという作業をひたすら繰り返すこと10回

この頃は塗膜が出来て来るのですがどうも部分的に細かいでこぼこが出来たので#400で研磨。

そしてまたTruOILを塗ってから拭き取ること10回。

まだでこぼこがあるのでまた#400で研磨してからTruOIL塗布&拭き取り10回。

結局完成までこの工程を4回繰り返してようやく表面が平になり光沢が出てきました。

 

そこで4日乾燥させた後、コンパウンドでひたすら研磨です。

 

ボディーが完成したので次はピックガード。

手持ちのフェンダーUSAのピックガードが丁度ぴったりだったので、これを元に型を作製。

 

次に黒の3Pブランク材でピックガードを作製しました。

 

そしてネックなのですが、以前所有していたストラトに付けていた大阪ギターワークスの加工済みメイプル指板ネックを使おうと思ったのですが色的にローズ指板にしたかったので思い切って注文しました。そのうちローズが手に入らなくなることが背中を押してくれました。

 

翌日綺麗なネックが届いたので、早速フレットを抜いてから反りをゼロにしてステンフレットに打ち替えました。

 

 

今回もお気に入りフェンダーローラーナットを取り付けました。

 

後はピックガードにEMGピックアップのSVを取付たりGOTOHのトレモロユニットを取り付けたりGOTOHロックペグを取り付けたりと言った楽しい作業を経て完成。

 

 

 

 

このギター、なかなかいい音でめちゃ気に入ってます。