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『さん、罠ってなんなのです?』
『女将さん、聞いてくださいッ。
私ね、まだblogを始めた頃でしたが。
かつて長男の出産の時に、体験した実話を、真面目に書き入れた記事でしたわ。
消されてた事が、かつてあるのですよ。
今回のこのネタ、罠かも?ですよォ』
『どんな内容の話だったのですか?』
『書くと消されると思いますよ』
『話してみなきゃ、解らないわよ』
『では、試しに話してみますよ
でも、2度も消去は嫌なので。
その前の時点の経緯から話します。』
それは、長男の出産の時の話でした。
私は出産予定日の検診に行き、
医師の判断で自然陣痛を待つ事に。
後々になり、判明もしましたが。
私は、体質的に陣痛が極端に弱かった。
2週を過ぎても産まれてこない。
腹の中の子供の位置が高いまま。
どうなるんだろう?な、不安で一杯に。
母の居ない私は、父に対して、
その不安を話してた。
大正生まれの元軍人の父
『あのな、
真名板の上の鯉でいるしかないさ』
【真名板の上の鯉??】
父ちゃんさ、お馬鹿なあなたの娘は。
そう言われてもね。
なんで?鯉だろう?って思ってた。
釣りが趣味の父故に、沼で釣ってくる?
鯉料理??生臭の物は嫌いのにな
その意味、あの時点には
ま~るで通じてませんでしたよォ
そして、とうとう2週間が経過して、
出産の為に、入院を言い渡された。
最初、医師はチューブ
太めのチューブを丸めた輪っかを
奥に押込み、陣痛を起こそうと試みた。
其れ丈でも、相当に苦しかったわね。
でも、陣痛はそれでは起きなかったの。
その暫く後に、今度は白い錠剤が、
茶碗の白湯と共に目の前へ出されたわ。
きっと、薬の説明を受けたと思うけど。
その錠剤を確か、最初はひと粒。
その後、また暫くして、
二粒を飲んだ様な記憶があるわ。
あれは、その薬の効果だと思います。
お腹の中で子供が動き始めたわ。
そしてその波は、急激に始まり、
その間隔はどんどんと短く激しく。
私は、その痛みに喘ぎまくったまま。
分娩室へは運ばれてったわ。
そこは、医者は院長だけ。
助産婦さんが通いできてた。
私の担当の医者、院長先生は
別の患者の診察もあるからか?
行ったり来たり。
来て開き具合を見ては、
『まだまだだなぁ』
と言ったきり、来なかった。
任されたまだ若そうな看護婦が、
(と言っても殆ど、同年代だけど)
私のその様子を見て、
半ば、オロオロしながら
私に、話し掛けてくる。
苦しくて喘いでるのに、
私は、その様子が逆に気の毒で、
『ハイッハイッ』と返事を返す。
変な処が律儀な私
でも、身体はその意思に反して。
まだ十分に開かぬ内に、
私、破水してしまったのです。
看護婦、
『先生~破水しましたァ~』
経験者なら、解るかも?です。
出産時は、破水と共にがベスト。
羊水を先に殆ど出してしまったら、
どんなに苦しい事態なのかも。
飛んできた院長。
『あ~ァ、破水しちゃったかァ~』
(今、思うとだけどね。
アンタにしたら慣れっこだろが)
でもその時の私、その一言で凹んだ
でも、兎に角もね。生まなくちゃが先。
それに、直ぐに其れ処では無くなった。
途中から助産婦が駆け付けてきた。
年配のその助産婦、その言い方が
キッツイのには本当に驚いたわよ
実際には朦朧としてたし、うろ覚え。
『ホラッ、まだ力んじゃ~駄目』
『ハイッ』
『ほらっ、シッカリしなさいッ』
『ハイッ』
『まだまだァ~頑張れッ』
『ハイッ』
私とその助産婦の間で、
スポ根ドラマ調の、やり取り。
その間に、先生がでチョッキンした。
(何処?お母たまにでも、聞いて)
でも出産の苦しさ、腰の辺りの割れる様な鈍い痛みが先立ちで、痛みも感じず。
厳しいあの助産婦からの許可
『ハイッイキンで良いわよ~』の声。
妙~に、嬉しかったのは覚えてますが。
それこそ歯が折れんばかりにも、
食いしばる様にも、
そこまでの間に耐え抜いてた私。
もう、イキむ余力も殆ど無い。
殆ど、失神寸前な状態。
そこで、助産婦が私の頬を
『ホラッ、イキんでッ』
と言いながら私の上に、
その半身を乗り出す様に。
私は、それに呼応する様に、
力を振り絞った。
やがて、分娩室に響き渡る声。
私は、我が子が、
助産婦からの報告で、
無事に産まれた事で安堵。
その出生体重は、
3900gでした。
その時の産院でトップの体重だと、
後から、看護婦に言われましたよ。
それと同時進行で後産。
黙してた看護婦は、
それを、片付けに動いてた。
助産婦は産湯を使う為に、退室。
そして私は、ようやく
クッション性から悪い。
その台の上から解放されると、
半ば朦朧としながらも、
喜んでた様に思います。
ところが。
出産により傷ついた箇所の縫合が、
あるからと医師から告げられるのです』
『あのね、女将さん。おそらくね。
この先を書いたが為に、
記事が消去されたのだと思いますよ。』
『どんな記事を、書いてたのよ?』
『その際に、その院長からされた、
謎のサービスに関してのお話です。
でもマジで実話なんですよ、実話ッ』
『もう、一度。話してみたら?』
『もう、懲り懲りですよ
当時の私、このblogの機能も
確かに解っても無かったわ。
(未だに、全ての機能が
解ってる訳でもないけど。)
狙った訳でもないのに、
後日に、閲覧数の多さに気が付いて、
驚いてどの記事が?と開いたら。
その、記事が無かったんです。
でも、本人は消した記憶もない。
おそらく、内容的にエログロ判断?
検閲に引っ掛かったんだと思います。
私には、そんな意図はなかったし。
中には、私の様な体質の人も居る。
私は、
我が子を『陣痛促進剤』を使って、
3人も産んでる。
それでも、元気な子供が産まれて、
未だに子供達も私自身も元気に毎日を、過ごしてる。
そう、思ってたから。
医者とのやり取りそのままに、
書き入れてみた記事だった。
ナント運営の方から削除された、
その話が未だにトップ閲覧数。
唯一無二の、削除記事がトップ
なのでその結果のみ、お話します』
『その結果だけで、通じる?』
『別に誰に通じなくても、
私にしたら
出産の記録なので良いのです』
一針毎にも痛がる私に、
院長が宥める様に言って来た。
『もう少しィ、もう少しィ』
その時間の長い事。
一針の痛みで体が震える位。
堪らず私。
『先生、まだですか?』
『もう少し、もう少し。
抜糸しなくて良い糸を使っててね。
旦那さんの為に、もう一針。
サービスしとくからねぇ』
その結果は、
タイトルを、ご覧下さい(^.^)(-.-)(__)。
あのね、院長先生。
貴方は既に、草場の陰で、
それも御存じかも?ですが。
貴方の縫った跡を見た
次の長女の担当医が、
『こりゃ~ッ、見事なステッチだ』
って、
誉めてましたのよ。
それもあり私、感謝しています。
でも、一方で古今の旦那達は。
先生の苦労も工夫もなーんも、
解ってなかったかも?知れません
そして、助産婦さん。
私、貴女が居てくれたから、
普通分娩で産めた。
そう、思っております。
院長先生、助産婦さん。
そして、新人だった看護婦さん。
長男は、
お陰さまで、
今年で38になります。
本当に、ありがとう御座いました。
『これまた、削除されるかも?』
『知らんわ、実話だもんね~』
では、また深夜に