東寺の後は何処に行こうか迷ったのですが、奈良国立博物館で開催されている空海展に。


車を停めて奈良公園の中を歩いて行きます。

シカがいっぱいですね。

鹿せんべいをあげている海外の方々いっぱいいます。こんな所は海外でも無いですね。


空海展は曼荼羅、空海さんの書いた書がいっぱい展示してあります。

残念ながら私は絵と書は私の心に響かないんです。


立体の彫刻や建物とか青銅器とかが響くんです。


空海展でも五智如来坐像、文殊菩薩坐像とか錫杖頭が響くんです。


一度ローマのバチカン美術館に行った時も、素晴らしいとされているシスティーナ礼拝堂天井画などの絵の数々をほぼ素通りして、ラオコーンなどの石像では足を止める困った人です。


初めての金峯山寺の金剛力士像でした。

こちらはもちろん響くんですね。




卯神さんです。

見通しが良さそう。😄


大好物の青銅器です。

鳳凰文卣(ほうおうもんゆう)

取っ手の根本の手みたいのが可愛いですね。

饕餮文(とうてつもん)も綺麗です。


饕餮は体が牛か羊で、曲がった角、人の爪、人の顔を持つ。饕は財産を貪る。餮は食物を貪る。何でも食べる猛獣のイメージでそこから魔を喰らうなり、魔除けになったそうです。


鴟鴞卣(しきょうゆう)


大眉饕餮文簋(おおまゆとうてつもんき)

良い顔されています。


デザインが可愛い鼎


饕餮文が可愛い。使用時は黄金色に輝いていたでしょう。その頃のレプリカが欲しいんです。


方鼎 饕餮文が良いですね。


曲線文壺(きょくせんもんこ)

独特なデザインで好きです。


獣足座、テーブルの足だったんですね。

青銅器の造形が好きなんです。

上海博物館にはとても多くの青銅器があって短い滞在で2度も行ったの思い出します。

こんなのも良いですね。



出来れば四川省の三星堆博物館に行ってみたいです。こんなのあります。