人生とは | うるっちのひとりごと

うるっちのひとりごと

2000年2001年20002年生まれの三兄弟の母です。

先日、いとこの個展に行ってきました。

水性のカラーペン、子どもがお絵かきに使うようなものですが、それを使って描くいとこの絵は、一見刺繍やアップリケにも見えるようです。

【窓辺の花】
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【アンネのバラ】
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【金環日食のあと】
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このネーミングセンスも私は好き。
いとこが自分で考えているようです。


そして、この絵たち。
こんなふうに、カラーペンで丁寧に塗っています。

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私はまったく知らないのですが、生活教育という教育雑誌があるそうです。
その雑誌の表紙の絵を、ここ2年ほど描かせてもらっていると。

その、生活教育の編集委員の方が書いてくださった文章がこちら。

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伯母は、昭和16年生まれ。いま、74歳。

当時の女性にしては珍しく早稲田を卒業してます。
女性の大学進学率が2.5%という時代。それも早稲田なので、かなり頭がよかったのだと思います。

卒業して編集者として働き、アメリカやメキシコなどにも行っていました。

そんな伯母と、彼女の学生時代の友人の会話は、それはもう深くて、とてもかなわないなあと別世界の人物を眺めているような気持ちになります。

政治、文化、文学、美術と、様々な分野に渡って深い造詣があるのには驚きます。もともと小説家志望だったのも影響しているのだろうけれど。

そんな伯母。離婚して、このいとこを生みました。
そして、そのあと、女手一つで育てています。


以前、伯母の書いた小説を読ませてもらったときのこと。

生後6か月でいとこがダウン症であることを医師に告げられたときの気持ちを


ダウン症児の母としてピンで固定された。こんなにも明確に自分を規定されたことは今までにないことだった

というように表現していました。


伯母の持つ知識や賢さを考えたら、彼女の持つ能力をもっと生かせる場で活躍ができただろうに。。。やりたいことも、ほんとうは山のようにあっただろうに。。。なんにでもなれただろうに。。。


そう思うと、なんともやりきれない気持ちにもなるのだけれど。


この、生活教育の編集委員の方の書いたものを読んで、伯母は伯母の役目をしっかり果たしているのだという思いを強くしました。


形はどうであれ、伯母は、物書きとしてでなくても、いとこを通してつながった人に、自分の想いをしっかり伝えているんだなあ。そんな伯母の姿を見た人も、また、いい影響を受けているんだなあ、と。

「人は誰もがその生をどうやって自己実現するのが探し続けている」と書かれています。

この方は、ダウン症のいとこを通してそのことを再確認させられると。

伯母といとこを長く見てきた身内である私には、そういった再確認は、伯母をとおして行われることのほうが実は多いのです。



自分の使命はなんなんだろうと、誰も、考えることがあると思います。

自分はしっかり生きているんだろうかって。

少なくとも、毎日流されて生きている私は、よく思うのです。




でも、そんなにこだわる必要はないのだろうな。

考えてもわからないなら、少しでも楽しく、笑って毎日を過ごしているだけでもいいんじゃないかな。


そんなことを思ったいとこの個展でした。