演劇ユニットRe-birth
4th公演「砂城」
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
ご来場いただけなかった皆様、あれを見逃すとは惜しいことをしましたね。
吉岡ハルカです。
今回の「砂城」は色々なことが今までと違いました。
まず、主演が私でした。
今まで通りの人数がいたら、あの役は私がやることはなかったんだろうなと思います。
そう考えると、人数が減ったことは私にとっては良かったことなのかもしれません。
いなくなってしまうのは、悲しいなあ。寂しいなあ。とばかり思っていたけど。
良かったのかもね。これで。
次に、公演中の心持ち。
今までの公演では「あ、この人この台詞飛ばしそうだからフォローしなきゃ」とか考えることが多くて、実際そうしてきたのですが、今回はその心配をする人がいなくて安心してできました。
そして安心しすぎた結果、自分の台詞を飛ばしそうになりました。
そして、衣装。
今までは小屋入りしてからも細かい作業があり、劇場でも衣装制作、小道具制作をしていたのですが、今回は小屋入り前に完全にすべてを終わらせることができました。
軍服上下、帽子×3人分の発注が来たときは絶望だ…軍服なんて作れねえ…と思いましたが、やればできるもんです。
この件に関してだけは本当に褒めてほしい。
衣装は我が家に保管してあります。
またいつか、日の目に当たる日がくればいいなあ…。
これより、Re-birthは無期限活動休止期間に入ります。
解散ではありません。
各々が自分の夢を本格的に追うため、一旦活動を休止いたします。
私は、今までRe-birthのすべての作・演出をしてきてくれた辰巳貴博と「依存」というユニットで東京で活動いたします。
いつの日かまた一緒に演じる日が必ず来ます。
それはどんな形か。
舞台かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
そのとき、胸を張ってメンバーに顔向けできるよう、精進していきたいと思います。