実録ではないんですけどね。
(実録っていうものがよく分かんない)
忘れもしない、2年前の母の日。
私は都会の携帯ショップをハシゴしてました。
その時の知り合いに、色んなビジネスを何処からか仕入れて
それを紹介するセミナーみたいなものを開いている人がいて。
当時、事情があって少しでも多く生活費を稼がなきゃって思っていた私は、
普段は行かないのに
『もしかしたら何かいい感じのビジネスに出会えるかも知れない❗』
って意を決してセミナーに参加しまして。
※今なら分かる。その時は『ビジネスに出会えるかも』を『ワクワク』と無意識に思い込ませていたけれど、
それはただ、差し迫った生活苦を何とかしなきゃという焦燥感からのもので、本当の魂のワクワクではないということを。
そこで紹介された、『携帯乗り換えビジネス』なるものをやることにしたんです。
(やるって決めたのはあくまで当時の私の意志です。一応ね。)
どんなビジネスかはググってください
手に入れた携帯本体を転売してくれるのはその知り合いで、
私は一定期間ごとに契約して、本体を知り合いに渡して、お金が振り込まれるのを待つだけ、というものだった。
『これで少しは家計が助かるはず❗
私の出費が契約料でちょっとキツくなるくらい被ろう❗
これで家計が楽になるなら❗』
って当時は思っていたのですが。
※今なら分かる。これは確実に欠乏感を埋めるためのワクワクで、
お金にも時間にも何にも不安や不満が無かったら、こんなこと絶対にしないということを。
いざ、契約して回っていると、段々と体が重くなっていくのが分かるんです。
心臓が鉛のように、体の中心で私の活力をどんどん吸いとって、
体全体が鉛になっていくよう。
頭も感覚も鈍ってきて『私、何してるんだろう…？』みたいな。
全て契約を終わらせて、本体の引き渡しが終わっても、
ただ虚しさしか残らない。
ワクワクなんて1ミリも感じなかった。
当時からもhappyさんのブログを読んだりして
知識として『良い気分でいる』ことの大切さは知っていたので、
こんなに重くて苦しい感覚が『私』にとって良くないことなのは分かりました。
でも、
『これで家計がだいぶ楽になる❗
私の罪悪感を解消できる❗』
と信じていた私は、その時感じた重苦しい感覚をスルーしました。
その後、どうなったのか。
長くなるので次回に続きます…
uruu-honeymoon by Rie Gyoutoku