今日はいつもお世話になっている大工さんから修理の依頼がありまして行って来ました。
ランマという機械なんですが見た事ありますか?
大工さんが何処かで貰ってきたらしいんですがエンジンが掛らない状態
エンジンなら自動車整備が出来る私に直せるだろうとの事で依頼が来た訳です。
朝から早速作業開始です。
エンジンが掛らない理由はピストンの圧縮が無いか点火しないか燃料が届かないのどれかなんですけど
早速プラグを外してクランキング、当然セルは付いていませんから写真の一番手前のヒモを引っ張ります
その時プラグ口を指で塞いで圧縮を確認します。
本来ならコンプレッションゲージという物を使って圧縮を測定するんですが
そこは匠の勘です(そこまでシビアに見る必要が無いだけなんですけどね)
とりあえす圧縮はありました。
次は点火系、外したプラグをプラグコードにつないでボディーにアースし再びクランキング
火花は出るので点火系もOKの様です。
残るは燃料系という訳でキャブレターの清掃です
長期間使わなかったエンジンの場合、掛らない理由は殆どこれ
燃料がキャブレターの中で凝固して何処か詰まっているんです。
これがキャブレター。
メチャ小さい、構造もシンプルです。
これをさらに分解して清掃・・・
元通りに組み付けたら見事にエンジンは掛りました♪
エンジンが温まった所でついでにエンジンオイルも交換して作業終了です。
この間およそ1時間半
整備の巨匠にかかればこんなものです
(本当は整備士の資格があるのに直らなかったらどうしようなんて思っていましたけどね)
せっかく自動車の整備も出来るのでウルトラの業務に自動車の修理も入れたい所ですが
そうなると作業場所や工具がとんでもなく必要になるので
「ランマの修理出来ます」て書いてみましょうかね?
たぶん需要無しだと思いますが。。。。
便利屋ウルトラのH.P