一隅を照らすSTARS | 今日と明日は絶対違う♪

多大なるパワーをもらったB‘z 35周年Pleasureツアーが9月24日(日)に無事?(ほんとに色々ありました!)終わり、B‘zは36年目に入っています。

 

いや〜、それにしても35年ってとんでもない年数ですよね。しかも、ただやっていたというのではなく、日本のトップを走り続けて35年です。

本当に素晴らしいです。そして、いまだにどんどんと新しいファンを獲得し、チケットは年々取りにくくなっている。最高に良いサイクルで波動が廻っている、ということですよね。

 

私自身、これほどまでにB‘zにドハマりしているのが、未だに不思議です。まず、長男の影響で聴き始め、20周年で完全にハマりました。簡単には物事に納得しない、結構めんどくさい性格なので、何かにハマったりしないと思っていたのですが、そんな自分を完全に虜にしているのは、やはりお二人の生き様なのです。音楽は好きなので、幅広い分野で聴きます。しかし、B‘zのお二人が音楽を通して作り出すファンとの一体感、絆は、唯一無二なのではないでしょうか?20周年のスタジアムで度肝を抜かれた時には、おぉ、凄いなあと、第三者的な感覚でした。それから、15年間。オタファンを続けていると、千秋楽の最後方の天井席でも、最前列にいるのと変わらない感覚で没入できます。

 

この35周年Pleasureのタイトルは、“STARS“でした。

稲葉さんはMCの中で、「35周年を振り返った時、最初に思い浮かんだのが、B‘zの音楽が好きでライブに来てくれるファンの人たちの姿だった。そんなみんながB’zに勇気を与えてくれるHEROであり、光り輝くSTARSだ。」と語ってくれています。これは、セールストークでは無いと思いますね。Callingに象徴されるような魂の交換無くして、このような色濃い35周年はあり得ないでしょう。

 

そして、この言葉を聞いた時、私は、「あぁ、稲葉さんは『一隅を照らす』のことを言っているなあ。」と感じました。アフガニスタンで亡くなられた中村哲医師も大切にしていたこの言葉は、天台宗を開かれた伝教大師最澄が『山家学生式』(さんげがくしょうしき)の中に書かれたもので、人々を幸せへ導くために「一隅を照らす国宝的人材」を養成したいという熱い想いを述べられたものです。つまり、一隅を照らす生き方をしているあなた方は、日本の宝ですよ、という意味でもあります。そうなんです。稲葉さんは、B‘zを照らし続けているファンのことを、HERO、STARSと表現したわけです。松本さんは、ファンクラブ会員#1、稲葉さんは#2だそうですが、もう、演者とファン、スタッフの境界がなくなって、みんなで一緒にB’zを作り上げている感じですよね。あり得ない素晴らしいことが現実として起こっています。

 

私も幸運にもその輪の中にどっぷりとハマる運命となり、切磋琢磨を続け、B’zと共により高い境地に上がっていきたい思えている。最高じゃないですかね。

稲葉さんもおっしゃるように、「いろんなことが起こりますが、これもまた人生。」禅の大家、鈴木大拙先生もおっしゃるように、『それはそれとして』です。

“一隅を照らす星“でいられるように、これからも精進したいと心から思わせてくれた、山あり谷ありで最終日に漕ぎつけたB‘z の35周年Pleasure 2023 -STARS-でした。

本当にいつもありがとう!