10月30日六本木東京ミッドタウンで開催されたものづくりに関するトークショーを聴く機会を得た。
このトークショーは、東京ミッドタウンで「THE COVER NIPPON」を運営する
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト(以下MIJP)の主催で行われたものだ。
パネリストは、デザイナーの小泉誠氏と村澤一晃氏、
木工職人の新井清人氏、MIJP代表赤瀬浩成氏の4名、
司会は下川一哉氏(日経デザイン編集長)であった。
内容は、木工ブランド「asahineko」(あさひねこ)が発表した新商品の
製作にまつわるお話を関係者に語ってもらう、というものであった。
asahinekoは新商品を開発にあたり、新しい開発の仕組みを取り入れた。
それは、売り手側の人間(MIJP赤瀬氏)が、
商品開発スタート当初から関わっていることだ。
弊社(太陽漆器)や弊社が参画するBITOWAでは、
商品開発までは何とかできても、販売する段階で、どしても足踏み状態に陥ってしまう。
今回のasahinekoの動きは興味深いものがあり、
今後の本格的な販売活動の動向に注目していきたいと思っている。
※asahinekoの活動については、日経デザイン11月号に詳しい記事が掲載されている。