Chrome フォント事件 | ウルルンDiary

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Life is either a daring adventure or nothing.

忘れないようにメモとして。

出先などでPCを使う際のブラウザは個人のUSBメモリに入れてあるPale Moon Portableを使っていました。自宅のPCでも今ではメインに使っているので気に入ってはいるのですが、Portable版であるUSBからの起動を前提として使うのには、どうも動作が遅いというかもっさり過ぎるのが気になっていました。

ちなみに、会社のPCにはセキュリティの関係でソフトをインストールができないのもあり、しかもUSBメモリを受け付けてくれないので、上記のPale Moon Portableを任意の場所に置いて使っていますが、この場合の動作は全く問題なく自宅同様キビキビしています。まぁ、使うPCの性能もありますし、USBメモリから使うとなると遅くなるのは分かってはいたのですが、やはり快適に使いたいというのもあってか、その許容範囲はどんどん狭くなりモロにはみ出してしまったというか、もう我慢できなっていたのは、実はと言うともう随分前だったような感じもして、一体どれだけ我慢すればいいのかと嘆いてみたり…。

そんなこんなでGoogle Chrome Portableに乗り換えようと決断に至ったのであります。
しかも、出先などで使うブラウザにはそれほど拡張機能を入れてないので、以下の3つが動作すれば問題ないということもあり。


■βマウスジェスチャー機能
これは色んな拡張があるのでお好きなものをといった感じでしょうか。
全く問題なく導入できました。

■β快適に使用できるRSSリーダー
Palemoonではfeedlyを使っています。Google Readerと同期して非常の読みやすいキレイな表示をしてくれるのと、Twitter、Facebook、deliciousなどへのポストが容易であることから愛用しています。
探してみるとGoogle Chromeでも使えるので全く問題なしでした。

■βRead It Laterが使える
これももちろんPale Moonでもそうですし、iPadでも使っていますので今ではなくてはならないものの一つに挙げられます。
これはそのままのオフィシャル拡張機能がなかったのですが、公式HPのUser created Applicationsの中からポスト用にPostponerというのと閲覧用にCheck It Later New Tab Replacementを導入したので問題なし。


ここまでは問題なく、動作もそれなりに速いので外で使う分には十分だと思っていたのですが、とんでもない問題が出てきました。それは「Webページのフォント表示」です。どうやらオプションから変更は可能なのですが、Webページがフォントを指定しているとそれを優先して表示してしまう仕様だということに気付きました。当たり前に変更ができると思っていたのですが、それができない。しかもいつも見ているフォントでWebページを見れないとなると、これは死活問題クラスの非常事態だと感じて、すぐにGoole先生で検索。

しかし、メイリオに変更できるというのはすぐに見つかりましたが、それ以外は拡張機能でどうたらこうたらという感じのものばかり。それでも結果的に変更になればいいのだけど、サクッと乗り換えたかったのもあり、もっと簡単にできないかと思い、検索を続けておよそ10分、やっと見つけました。普通に検索していたら見つけられなかったかもしれません。というのも、検索では似たようなのしか出てこないので、Google Chrome Portableのフォルダ内を何か分かるかもと思って見ていたらUser StyleSheetsなるフォルダを発見。これはもしやと思い、その中には予想通りCustom.cssがありました。そこでChrome User StyleSheetsで検索をかけたら一発で見つかったということです。



方法は以下(Portable版)。


GoogleChromePortable\Data\profile\Default\User StyleSheets


この中にCustom.cssがあるので、このファイルを開いて


*{
font-family:"フォント名" !important;
}


こんな風にフォントを指定してやればOKです。

これが今現在は一番早いし、簡単だと思います。




忘れるべからず。