不平等な感情

生きるってなんだろう。



生きていくことは、どうしてこんなに苦しいのだろう。



自分以外の人は、みんな楽しそうにみえる。



傷ついたことなんか、ないようにみえる。



でも、それはみえるだけ。

みんな、苦しみを抱えて、何かを背負って生きている。



引き継ぎギリギリに入ってきた仕事を、子どもが小さい人とわたし、どっちかがしなくちゃいけないとき、迷わず選ばれることがある。



連日続くと、暗に、あれもこれも、めんどくさいことはあんたが代わって当然。だってあんたは何も背負ってない的な、正義の楯を押し付けられているようで、憂うつな気持ちになる。



本来、あの人は早く帰してあげなくちゃとか、そういう気持ちは、各人間の自発的なもの頼りだから、そういう人がいなかったら、いけそうなやつに押し付けるしかないのは、理不尽だけど、わかる。



でも、そういうのが毎日続くと、「あの人」にも、自分が早く帰っていく裏側で犠牲になっている人のことを考えてほしい、たまには「あの人」にもさせてよ、と思ってしまう。



平等にしてほしい、みんな同じ常勤なのに。。

帰りたいのはみんな一緒なのに。。



そういうわたしも、いろんなひとの側面をみれていないことがある。



みんな感情がある。背負ってるものもある。





人って、むずかしい。