蛮族。エオルゼアに住む獣人の事で多くの種類の獣人がいる。

それぞれ蛮神を崇め、度々神下ろしを行い各地の人々を脅かしている。

 

 

シルフ族を求めて、中央森林から抜けて東部森林に足を延ばした私は麓にある養蜂場に辿り着いた。

 

ロサ「こんにちは旅人さん。ここはフルフラワー養蜂場よ。」

アルトアレール「養蜂場か。初めて見るな。」

 

ロサ「そんなに珍しくもないけれど、どこからいらしたの?」

アルトアレール「イシュガルドからだ。イシュガルドではあまり見られなかったのでな。」

 

ロサ「確かにイシュガルドじゃ蜂が活動するには厳しいわね。」

アルトアレール「蜂蜜酒は好きなんだが。イシュガルドでは中々手に入らなくてな。」

 

ロサ「蜂蜜酒ならここでも作ってるわよ。ただお酒は旦那の管轄だから、旦那に聞いてみてくれるかしら。この先のホウソーン家の山塞にいるわ。」

アルトアレール「わかった。行ってみるとする。」

 

ホウソーン家の山塞。かつて山賊ホウソーンが狩猟小屋として使っていた。今ではその血を引くロルフ・ホウソーンが居を構え、双蛇党や冒険者に開放している。

ジョスラン監視哨も立てられ冒険者や商人も安心して立ち寄れる場所になっている。

 

 

アルトアレール「ここにホウソーン殿がいると聞いたが。」

ロルフ「おう。オレがここの家主のロルフ・ホウソーンだ。元は冒険者をやっていたんだが、数年前に引退して、ここに居を構えている。」

 

アルトアレール「養蜂場のロサどのから蜂蜜酒の事を聞いたのだが。」

ロルフ「嫁さんに会ったのか。蜂蜜酒ならあるぜ。飲みたいなら一つ頼まれてくれないか?ここから東に行くと、シルフ族の仮宿がある。何でもシルフ族が困ってるらしいんだがな、ここの連中は奴らにイタズラをされるのが嫌で行きたがらねーんだ。」

 

アルトアレール「シルフ族か。丁度会ってみたいと思っていたところだ。」

ロルフ「本当か?ならこれをやるから、頼んだぜ。」

 

アルトアレール「ああ。任せておけ。」

 

 

シルフ「冒険者でふっち?ここはわたぴらの仮宿でふっち。助けて欲しいふっち。」

アルトアレール「何やら困っているそうだな?」

 

シルフ「詳しくは長ちゃまに聞くでふっち。」

アルトアレール「長ちゃま・・・・長老か。」

 

 

アルトアレール「君がここの長老かい?」

デレシア「違うでふっち。あなたは誰でふっち?悪いヒトでふっち?」

 

アルトアレール「私は冒険者だ。ホウソーン殿からシルフ達が困っていると聞いてここに来たのだが。」

デレシア「良いヒトだったでふっち。でも挨拶が出来ていないでふっち。」

 

アルトアレール「挨拶?」

デレシア「わたぴらの挨拶は、踊るでふっち。」

 

 

アルトアレール「お、踊るだと?」

 

デレシア「そうでふっち。暁の英雄さんもちゃんと踊ったでふっち!」

アルトアレール「彼も・・・・わかった。踊ってみよう。」

 

アルトアレール「こ、これでどうだ?」

 

テレジア「・・・・・。」

アルトアレール「・・・・・。」

 

デレシア「踊りはいまいちだったけど、気持ちは伝わったでふっち。」

アルトアレール「・・・・・。」

 

デレシア「それじゃ、よろしくでふっち。早速助けて欲しいでふっち。」

アルトアレール「うむ。一体どうしたのだ?」

 

テレジア「長ちゃまが帰らないでふっち。もしかしたら、森が騒めいてる原因を調べにシルフ領に行ったかもしれないでふっち。」

アルトアレール「シルフ領か。確か悪いシルフ達がいるそうだな。」

 

テレジア「そうでふっち。捕まっていたら大変でふっち。見て来て欲しいでふっち。」

アルトアレール「わかった。」

 

 

「ここからは強そうな魔物も多いな。長老はどこに行ったのやら。」

 

 

「あ、あれは。帝国兵!?」

「カストルム・オリエンスから流れた兵か。問題を起こされる前に捕えておくか。」

 

 

「思ったより弱かったな。雑兵のようだ。」

「長老は見つからなかったが、これは一度報告に戻った方がよさそうだ。」

 

 

デレシア「長ちゃまは見つかったでふっち?」

アルトアレール「いあ、長老は見つからなかったが、帝国兵に出くわした。」

 

デレシア「悪いヒトでふっち!?大変でふっち!」

デレシア「長ちゃまもいないし、もっと困ったでふっち。」

 

アルトアレール「帝国絡みとなると、一度双蛇党に相談した方が良さそうだな。」

デレシア「そうでふっち。悪いけど、この事をカヌ・エ・センナに伝えて欲しいでふっち。」

 

アルトアレール「カヌ・エ殿か。了解した。伝えてくるとしよう。」

デレシア「お願いするでふっち。」

 

「カヌ・エ殿と会うのも久しいな・・・。覚えていてくれるとありがたいのだが・・・。」