初めての売れないための企画検討
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有留菜「う~~~~ん」
机に向かって有留菜は1人うなっていた。
本間「どうだい?いい案でたかい?」
有留菜「いや~、売るためならでるのですが、売らないってのは考えたことないんで・・・」
本間「考え方を切り替えないとダメなんだよ。どういう店なら買わないかって事だよ。」
有留菜「どういう店なら買わないか~。それは感じ悪いところとか・・・。」
本間「それはこの間行った時に実践してたでしょ?既に俺がコンサル済みだよ。俺が入って声をかけたときに、ゆっくりやってきたでしょ?あれは、売らないための1つの戦略だよ。お客が呼んでもあのまんまだよ。やる気なさそうな雰囲気を出すのに意外と時間がかかったけどね~。」
有留菜「なんか、すごいコンサルですね。お客が呼んだら出来るだけゆっくり行くようにって・・・・。」
本間「何でもいいから、常識に捉われないで考えてみなよ。きっといいのでるよ。社会経験初めてでしょ?俺みたいに社会経験長いとどうしても先入観があってね。なかなかいいアイデアが出にくくなってるよね。」
有留菜「常識か~・・・・。もう少し考えてみます。どうしてそのお店で買わないかなんてあまり意識していなかったですからね。そういえば、俺ってどうやって、買う店、買わない店を決めてるんだろうな~。」
有留菜はぶつぶついいながら、頭をひねっていた。
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