こんにちは
あきピアノ教室
の永田 晶です。
新しく入会してレッスンスタートから私との関係を築いていく中で、子どもたちから私に対しての『お試し期間』が必ずあります。
その子によって、それがスタート直後からある子もいれば、数ヶ月経ってから、あるいはもっと後で突然始まる子もいます。
だいたいの子は2,3回まではこちらにどう見られているのかの様子見があって、その後から「よし、試してみよう」とこのキャンペーンが始まります。
これは子どもたちが「この先生はどこまで許してくれるのかな、好きにさせてくれるのかな」を確認するためのこちらが試される期間のことです。
このわがままし放題のようにも映る期間が私にとってすごく大事な時間なので、本気で付き合い向き合っています。
チェックポイントを通過して晴れて『信頼できる人』として認定されると、どちらが上でも下でもない対等な関係が成立していきます。
今まで最初に主導権を握ることが大事とか、礼儀やルールはきちんと伝える…をちゃんとやれた方が良いのかなと思ったこともありました。
でも「ここでなら100%受け入れてくれる」と子どもたちが感じる場所にするというのが、私が一番大切にしたいことだとわかってからは、このキャンペーン期間には「どうぞ存分に試してください」と思いながら接しています。
まだまだ入ってくれた子全員が充分に試せているわけではないですが、こちらはいつそうなっても良いように間口は広く開けておきたいと思っています。