◆沖縄の労働者の手で星野 文昭さんを取り戻そう !! ① | 沖縄北部合同労働組合(うるまユニオン)blog!!

◆沖縄の労働者の手で星野 文昭さんを取り戻そう !! ①


以下、北部ユニオン『街』分会より  転載


『星野全国総会 第一日目~第二日目 報告』
 

星野全国総会第2日、
3年で星野さんを取り戻す闘いを!


沖縄北部合同労働組合(うるまユニオン)blog!!


 「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」の2011年全国総会2日目が6月25日、前日に続き港勤労福祉会館で開かれた。「総括と運動方針」案提起の後、充実した討論が行われ、今後1年間の闘いの方向が明確に確認された。第1日目に星野暁子さんから紹介された「あと2、3年で自分は出るつもりで頑張っている」という星野文昭同志の決意を全参加者が正面から受けとめ、本当にこれに応えるために何をなすべきかという観点で真剣に星野再審闘争、星野奪還闘争を闘い抜く決意を固めあった。

 前日には福島・取り戻す会とみやぎ・救う会の被災地からの報告、新たに3人が加わり6人の体制になった弁護団各氏からの報告などを受けた。

 事務局から「総括と運動方針」案が提起された。大震災と原発事故という激しい情勢、6・5国鉄闘争全国運動、6・11反原発全国100万人行動、そして6・19怒りのフクシマ大行動に全国再審連絡会議も全力で参加したこと、これらの闘いは星野さんを本当にとり戻す情勢が来たことを表していること、星野さんが3・11情勢下で労働者階級人民と一体となって闘い抜いていることを確認した。

 闘いの課題として、①反原発・反失業を全力で闘い、労働者階級の広大な怒りと結びつこう、②11月全国労働者集会に大結集し、労働者の闘いを基軸に、あらゆる人たちの中へ星野救援、奪還闘争を拡大し、11・27全国集会をかちとろう、③7月訪米-国際連帯を成功させよう、④再審闘争を戦闘的に打ち抜き、再審開始・即時釈放をかちとろう、⑤獄中弾圧打ち破り、星野文昭さん・家族との団結を強化しよう、自由な友人面会をかちとろう、の5点を提起し、「今こそ私たちは、力を合わせ、声をあげ、行動を起こし、組織と運動を全力で拡大し、星野さんをとり戻すために闘おう。11・27全国集会を大成功させよう」と結んだ。

 これを受けて全国各地のとり戻す会・救う会から、活動報告と活発な意見が次々と表明された。3・11情勢のもとで、星野同志が全国の労働者階級人民の先頭に立って闘っていること、この不屈の星野同志の「2、3年で出るつもり」とい
う決意を本当にわがものとして、その実現をかちとることはどういうことか、共通の問題意識で討論に参加した。反原発・反失業の闘いの先頭に立って闘うこと、それと星野奪還を結びつけて闘うこと、刑務所に対する抗議や再審学習会を広範に組織することなどの決意が語られた。


星野全国総会第一日、

「再審を行え!」の声、霞ヶ関にとどろく


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 星野文昭さんを自由に! 2011全国総会に先駆けて、霞ヶ関デモが150人で闘い抜かれた。午前11時半、東京・日比谷公園霞門には全国の再審連絡会議の「フリー星野」ののぼりが林立し、労働組合の赤旗と濃紺の全学連旗が力強くたなびいた。

 杉並の狩野満男さんのリードで星野暁子さんを先頭に、被災地の福島、宮城、大阪、岡山、広島の救う会、さらに動労水戸、全学連、三里塚現闘がアピール。5月28日に全国23番目の会として結成された東京北部の会も力強く発言した。

 最後に沖縄から参加した共同代表の平良修さんが「冤罪を正義に照らして解決せよ! 星野再審をかちとることは沖縄を解放につながる。全国の私たちの人間解放につながる! 東京高裁はここに集まったたくさんの旗を見て恐れています。さあ、デモに出ましょう!」

 デモはまず東京高裁へ「星野再審を行え!」と声を張り上げ、さらに文部科学省に向かって「福島原発を止めろ! フクシマの子どもたちをモルモットにするな! 20ミリシーベルトを撤回せよ!」と怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。経済産業省の原子力安全・保安院にも「海江田発言弾劾! 安全宣言許さないぞ! 菅政権を打倒するぞ!」の声がとどろいた。まさに反原発と星野闘争を一体の闘いとして、星野デモは貫徹された。

 高裁デモの高揚を引き継ぎ、午後2時から港勤労福祉会館で2011星野全国総会が始まった。「3・11情勢と対決し獄中の星野さんとともに新たな星野闘争の第一歩となる全国総会をかちとろう!」「皆さん、元気いっぱいにやりましょう!」――確信に満ちた司会のあいさつが開会を宣言した。

 「今は人生の中で最高の状態を生きている、一歩一歩高め充実させ生きているという実感をもって日々を過ごしています」と言い切る星野文昭同志のメッセージを読み上げた星野暁子さんは、「3・11以降、文昭は日々変わっています。何より変わったのは、あと2、3年で自分は出るつもりで頑張っていると言っていることです。皆さん、3年で文昭を取り戻す闘いへと発想を転換させて闘いましょう!」と呼びかけた。まさに私たちの未来をかけた闘いとして星野文昭同志を取り戻す時が来た!

 きょう、あすの星野全国総会を成功させよう!(M)