★6・11の衝撃②~イラク反戦闘争・辺野古新基地建設反対闘争の教訓から反原発闘争へ!!~ | 沖縄北部合同労働組合(うるまユニオン)blog!!

★6・11の衝撃②~イラク反戦闘争・辺野古新基地建設反対闘争の教訓から反原発闘争へ!!~

~6・11デモの衝撃~


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 6月11日(土)日本全国・各地で反原発の集会・デモ・各アピール行動が全世界と同時に100万人規模で行われました。東京新宿では2万人の人々が結集しています!!

沖縄のテレビニュースにおいても報道されました。
テレビでは「スローガンなどを掲げず、参加しやすいデモでした」などと表面的なことが言われています。しかし、重要なことはそこなのかと思います。


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 重要なことは労働者を軸とした人々が「反核・反戦」を掲げ、「街頭に出れば弾圧される」という警察の弾圧体制を打ち破って、雪崩打つように登場を開始したことです。
そして、何よりも日本・沖縄を中心とした闘いが国境を超えて闘い抜かれていることです。


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 戦々恐々とする政府は人々のガス抜きの為に「浜岡原発の停止」を発表していますが、原発や核・戦争のない未来を要求する人々の怒りと闘いを止めることなどもはや不可能だと言いたい!

 政府・財界は悪あがきを今すぐやめ、腐敗し、どうにもならなくなった社会の運営の実権を労働者の手によこせ!!
 資本家の個人財産の全て凍結し、震災復興と放射能除去の為に今すぐよこせ!!

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 3・11震災を持って多くの人々が自分を守るのを辞め、生きられる社会を建設する為に立ち上がっています。


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 イラク戦争反対闘争時の爆発のように多くの人々が青年労働者を中心に集まった構図が築かれつつあります。
 私達がイラク戦争反対の闘いと辺野古新基地建設闘争を闘って得た教訓は、労働組合を軸とした『闘う指導部』が必要だということです。
 イラク戦争反対の闘いはものすごい重要でした。世界中で3000万人を超える人々が各国の主要都市を占拠して闘い抜かれました。その結果、世界中の限りない激励を与えられたエジプトでは人々が革命に立ち上がっていきました。
 その上で、イラク戦争反対の闘いの時に世界中をあわせて3000万人を超える人々が結集したにも関わらず、戦争阻止を出来なかったのはなぜか。ということです。


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一つに「労働運動が主軸」とされなかったこと。
 イラク反戦闘争が燃え上がっていた2003年。
 日本においては「労働組合旗は掲げるな」と言った主催者の動きがあったのが事実です。理由は「労働組合が全面に出ると闘いが固いイメージになるから」ということ。
 当時は私も労働組合を知らず、「そうなのかな」と思っていたのでえらそうなことは言えません。
 確かに既成の闘わない労働組合指導部が全面に出た時には"お焼香集会・デモ"みたいになっていたかもしれないという点で一理あるかもしれません。


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 しかし、本質的には戦争をしているのはアメリカの若い労働者達であるということ。
軍服を着た労働者を『反戦兵士』として闘いの戦列に加えない限り戦争を阻止することは出来ない。同時に沖縄や横須賀などの米軍基地内の労働者が中心となりストを組織した時に始めて戦争は阻止されるのです。
 そういった人々を青年労働者を中心に立ち上がらせた時には今以上のすさまじい闘いが巻き起こることは間違いありません。

 沖縄・戦後の基地労働者の闘いが牧港支部青年部の青年労働者を中心に、ゼネスト寸前まで上り詰めた事実が示しています。
 ベトナム反戦闘争の際には『反戦自衛官』が登場していた事実、そしてエジプトで兵士達が革命運動に参加した事実があります。
 これは全て

 「武器の矛先をどこに向けるのか。我々、仲間である労働者か ! それとも利益の為に戦場に行って死ねという資本家か !! 」

 という労働者の訴えに共感した兵士達が「武器の矛先は資本家を倒す為に !! 」と立ち上がった結果です。


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 反原発で言えば、被爆労働を強いられている原発労働者を巻き込む闘いが絶対に必要です。

 怒りの決起が原発によって殺されている原発労働者の手によって、原発の中から生まれることが何よりも大切だと考えています。
 確かにそう簡単には立ち上がらない事実があります。

 それは日本全体の労働運動が潰されてきた結果だということだと考えます。であるならば労働運動そのものを甦らせる闘いが必要だと訴えます!
 同時に闘う労組『青年部』の建設を真剣に訴えたいと思います!!


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二つに辺野古新基地建設反対の闘いの教訓です。
 辺野古の闘いは15年間、実力闘争によって基地建設を阻止してきました。しかし、私達青年が"海上建設案"を実力で阻止した後に"沿岸案"も実力で阻止すべきと主張した結果、闘わない指導部によって「実力闘争は無用な弾圧を生み出す」「実力闘争を掲げるのは危険な輩」「労働運動と政治闘争は別物」とした排除とパージで潰されてきた事実があります。
 あの辺野古の闘いを経験した多くの仲間達が闘いの中で打ちのめされ、挫折し、苦汁を飲まされ、闘いから離れて行きました。しかし、そこでも潰されなかった私達は指導部がダメなら全てが潰される。「魚は頭から腐る」ということを身をもって知りました。
 先頭に立つ人間が日和れば全体が浮き足立ち、闘いそのものが崩壊していくという現実を知りました。


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 『闘う指導部』を労働者の大地から生み出す。
 当り前ですが、闘う指導部はどっからともなく登場するものではありません。
 誰からも信頼をされるような指導部、どんな弾圧をも跳ね返して団結し続ける仲間達は職場の闘いから生み出されると私達は考えています。
 その根拠は『資本対労働者』という社会の根本問題が職場には常に、必然的に孕まれているからです。
職場における資本・権力・政府の弾圧や分断は常に大学出のエリート達が搾り出した最先端の攻撃としてあります。
 逆に言えばその闘いに打勝つ時に労働者はどんな状況でも「労働者は一つ。闘っている課題も一つ。国境も無い。社会を動かしているのは私達だ。恐いものなど何もないぞ!」と胸を張って登場することが出来る。職場にいる誰もがそういう力を持った存在です。

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 『闘う指導部』は街頭の闘いとは一見関係がないように見える職場から出てくると私達は訴えます。

 もちろん職場だけではありません。職場と街頭の闘いが一体となって生み出すんだと訴えます!


 既にイラク反戦と辺野古闘争を経験した青年の仲間達が10代から20代になり、労働者となり、今回の反原発デモの渦の中心で、ひときわ輝いて、生き生きと登場しています。

 資本家や政府・官僚、その者達と一緒になって私達・青年を弾圧してきた闘わない労組指導部は戦々恐々としているでしょう。

 ついに弾圧を打ち破り、全国のイラク反戦や辺野古の闘いを闘い抜いて来た青年労働者が団結と言う武器を持って、自らを指導部として登場した!!


 辺野古の闘わない指導部連中は今や「思いやり予算で復興支援を」「米軍の復興支援は評価できる」なんていって安保同盟を真っ向から認めている。そんな腐った輩こそ、辺野古の闘いから叩き出そう!!


 この闘いに沖縄の労働者こそが続こう!!

 闘う指導部を建設し、沖縄反戦闘争の団結の旗を全ての労働者の手に取り戻そう!!

  
 中味と実践を持った『闘う指導部・青年部』を職場と街頭から作り上げよう!!

 反核・反戦を掲げて社会を根本からひっくり返そう!!

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