我が家には、花色が微妙に異なるツワブキが三つある。
普通に見る黄色いタイプと、色脱けして白っぽくなったタイプ
そして、鬱金色をしたタイプである。
白っぽくなったタイプは普通のツワブキのように、
根茎の断面は白い色をしている。
このタイプは花柄と小花柄が発達して、線香花火のように咲く
色脱けタイプも花柄や小花柄の付き方が上と同じ形質を備えている。
隣に生えているので、こぼれ種子からできたにちがいない。
鬱金色をした株の根茎断面は花色と同じ鬱金色をしている。
恩師の故多和田真淳 氏は、このタイプをツワブキの新品種として
ウコンツワブキの名で発表した。
ウコンツワブキは先生から直接いただいたものです。
ウコンツワブキ.
Farfugium japonicum f. luteofuscus Tawada
鬱金石蕗が咲くと周囲が暖かくなったような・・・
何となくほのぼの・ぽかぽか感につつまれます。
花を訪れたイシガケチョウもゆったり気分で蜜を吸っていました。
ツワブキは石蕗と書くだけあって、城壁にもよく似合います。
世界遺産城跡 中城城跡正門
世界遺産城跡群の一つ、中城城跡の石蕗
こちらも我が家のツワブキです。
アカタテハは、
あっち向いたりこっち向いたりと、蜜を吸うのに一生懸命。
太陽がのぞいた短い冬の一日でした。