年の暮れに山友から誘いがあった。
風船朝顔らしきものがあるから見に行こうとのこと。
話によると、うるま市内で放置された畑地を
覆い尽くすように繁っているという。
フウセンアサガオは熱帯アメリカ原産の大型のつる植物で
西表島では普通に見られるのだが、
これまで知られている沖縄本島での生育地は、
読谷村と恩納村の二ヶ所だけなので早速出かけることにした。
辺り一面フウセンアサガオで覆い尽くされ、畑の面影は殆ど無い。
ロート状をした花の径は4cmぐらいで萼片はまだ緑色をしている。
2009恩納村
花が散ると萼片は紅紫色に色ついて膨らみ2~3cmになる。
2009 恩納村
萼片は多肉質になり膨らみ中に果実があります。
和名は萼片がに膨らんだ状態を風船に
見立てて名付けられました。
フウセンアサガオ
Operculira turpethum
ヒルガオ科 フウセンアサガオ属
2009 恩納村
果実の中には3~4の種子があります。
冬が来る前に・・・