コガネノウゼンやイッペイなど、ノウゼンカズラ科の植物をupしたので、
ここしばらくノウゼンカズラ科植物のupが続きます。
今回upするのは、ノウゼンカズラ属の3点です。
ノウゼンカズラ属は本種ノウゼンカズラ ・アメリカ合衆国南東部原産のアメリカノウゼンカズラと両者の掛け合わせによって作出されたノウゼンカズラ ‛マダムガレンの3点です。
ノウゼンカズラ (凌霄花)
Campsis grandiflora
中国原産で平安時代には日本に渡来していたといいます。
本州では東北地方以南で植栽可能だそうです。
幹は吸着根で樹木や壁など付着して伸び、5~10mになり、
夏から秋にかけ淡橙色~橙色の大きな花をつけます。
葉は奇数羽状複葉。
ノウゼンカズラ(凌霄葛、凌霄花)の名は、
漢名の凌霄(のうせう)に由来するといわれています。
また漢名の凌霄は「空をしのぐ」という意だそうで、つるが空高くのぼることからといいます。
花言葉は 名声・名誉・栄光
クロトン(変葉木)とノウゼンカズラ
画像は、数年前伊是名村で撮影しました。
苔むした珊瑚礁石灰岩と鮮やかな花色・緑葉の対比が面白いので、
何時か描いてみたいと思っています。
生育旺盛なアメリカノウゼンカズラ
アメリカノウゼンカズラ
Campsis radicans
アメリカ原産のノウゼンカズラだからアメリカノウゼンカズラ、単純明快な和名ですネ!
花は花筒が長く花冠がノウゼンカズラより小さいのが特徴で、
塊状になって咲き、色はやや暗い赤橙色系(暗肉色)。
日本へは大正時代の末期に渡来したといいます。
あまり好きになれそうにない(ひとりごと)
これからの流行が期待される マダムガレン
ノウゼンカズラ マダム・ガレン
Campsis × tagliabuana " Madame.Galen"
中国原産のノウゼンカズラと北アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラの種間雑種で、中国産のノウゼンカズラよりやや赤っぽい花が咲きます。
ノウゼンカズラの豪華さとアメリカノウゼンカズラの多花性・剛健で生育旺盛さをあわせもった園芸品種です。
花の色が鮮やかな橙色で、初夏から秋まで次々に花を咲かせます。
5~10mになり、ノウゼンカズラやアメリカノウゼンカズラにくらべ耐寒性があり、今後の流行が期待される有望園芸品種です。
下記動画you tubeは、ノウゼンカズラ科の花を紹介しています。
次回は火炎木(アフリカンチューリップ)です。