久しぶりの夏日よりです






山友がヒメヤブランを見たいというので出かけました
ヒメヤブランは草姿や大きさなど
ジャノヒゲによく似ています。

沖縄本島での分布は 金武町海岸沿いの
海に突き出た小高い丘(?)です。

潮風に耐え
ひれ伏すようにして生えています。

「向こうに行けば見つかるから」ということで・・・
山友は丘に向い
ayumuは砂浜の散策です。


オーストラリア原産のモクマオウの所に行くと
ハマボッス・ギシギシ・ハマガラシ・ハマダイコン・ハマウド・ジシバリ
などの花が咲いていました。



ハマボッス


ギシギシ


ハマガラシ


ハマダイコン





花の間を縫うように天然記念物のオカヤドカリが
がさごそ動き回っていいました。

ヤドカリは近づくと殻の中に身を隠します。
中には、慌てすぎて
ころっとひっくり返ってしまう個体もいます。








見ていると
よっこらしょと起き上がって
後ずさりで逃げていきました。

オカヤドカリの動きはくユーモラスで
癒されます。














しばらくつきあった後
波打ち際にいくと亀の屍を見つけました。

体長50~60cm
死んで間もないのでしょうか
オカヤドカリが集って食事中(=⌒▽⌒=)

近づくと屍の影に逃げ込んでいきました。




山友はタイマイだと言っていました







ジシバリ



アーマン 小

アーマン(ヤドカリ)と海の生き物との面白いやりとりが
歌われています。

 作詞 作曲 滝原康盛
  歌 山内 まさのり (小学生)


                                                                         意   書    
 はまぬあーまんぐゎーややーかたみてぃ     浜ぬアーマン小や家担みてぃ
ぐーさんちちょーてぃかたんちばい            杖突ちょうてぃ傾ち走い
ひしぬがにぐゎーやうりんーちょーてぃ        干瀬ぬ蟹小やうり見ちょうてぃ
あわりあーまんぐゎーやちむぐりむん         哀りアーマン小や肝苦りむん
やーぐゎーかたみてぃ あっちゅんどー      家小担みてぃ歩ちゅんど
はまぬあーまんぐゎーやうりちちょーてぃ    浜ぬアーマン小やうり聞ちょうてぃ
ひしぬがにぐゎーやくーしーむん                干瀬ぬ蟹小や窮子者
やーぐんねーらん あなぐまい                   家小ん無えらん穴籠い


意  訳(ayumu)

浜に住んでいるヤドカリは家を担いで
杖をついて 体を傾けて走っています

干潟に住んでいるカニがそれを見て

「哀れなヤドカリさん! あんたは本当に可哀想だね~
いつも家を担いで歩いているからサ~」

浜のヤドカリはそれを聴いて

「干潟の蟹小さんは貧乏者だから
家が無くて穴住まいをしているのネ~」

②・③・④の歌詞と詳しい説明は

たるーの島唄研究

でご覧下さい。