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お印(おしるし)という言葉がある。

検索すると
「日本の皇族が身の回りの品などに用いる徽章・シンボルマーク」
とでた。

ちなみに

 皇族のお印しは

東宮家

    皇太子徳仁親王:アズサ
    皇太子徳仁親王妃雅子:ハマナス
        愛子内親王:ゴヨウツツジ

秋篠宮家

    秋篠宮文仁親王:ツガ
    文仁親王妃紀子:ヒオウギアヤメ
        眞子内親王:モッコウバラ
        佳子内親王:ゆうな
        悠仁親王:コウヤマキ

である。




佳子内親王のお印しはゆうな









ゆうな というのは、オオハマボウの方言名で、
海岸近くの沖積地(ゆな)に生える木を意味し、
ユナギ(木)ーが→ユウナギー →ユウナになったと考えられる。




オオハマボウ(ゆうな)
Hibiscus tiliaceus
アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属


亜熱帯~熱帯地域に分布する常緑の高木で、
10~13mの高さになり、枝はよく分岐してこんもりした樹形をつくる。

国内では種子島・屋久島以南の琉球列島各島に分布している。












海岸近くに生えるのだから海風につよいのは当然で、
屋敷囲いや防潮林・防砂林・公園樹、時に街路樹として用いられている。

ゆうな   の花は咲き始めは透明感のある黄色なのだが、
午後になると赤味を帯び、夕方には橙色になって閉じてしまう一日花である。










花は全開することなく詫び助のような咲き方をして奥ゆかしく、
5枚の花弁が重なり合って開き、底が紅色になっているのが印象的である。










ハート形をした葉は、径10~13cm。
表面は濃緑色で光沢があり、裏面は星状毛があって灰白色となりざらつく。

中国や台湾などでは団子を蒸す時の敷物として用い、
咳止めや腫れ止めに薬効があるとされ
、根は煎じて解熱剤にするという。

また、若い材からは水中めがねを、
樹皮をはがしてとれる白い繊維は、縄や漁網・もっこなどの雑具を作ったという。












オオハマボウの方言名には、
ゆうなの他にかーさぎ-・かびぎーなどがある。

かーさぎー は 食べ物を包む葉の木、かびぎーは紙の木の意で、
食べものをのせる皿やトイレットペパーとして用いられたことに由来する。







代表的な沖縄メロディとして知られる、ゆうなの花
1~3まであります。
普久原メロディーでご一緒に ドウゾ!



作詞:朝比呂志
作曲: 普久原恒勇

ゆらゆら ゆうな
ゆうなの花は

さやさや風の

ささやきに

色香もそまるよ

ゆら ゆら ゆら












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