ロシアへの道③
前回の続きです。長くなってしまってごめんなさい。
思い出しながら、文才もなくほよんと書いています。
ご勘弁ください m(u_u)m
ロシアへ行ってみたい!!と真剣に机に向かっては
書き上げた手紙をガルル編集者に送りつけた! 笑
が・・・・
もともとアイスクリームの棒についてる当たりくじだって
当たったことのないうるまは選出されることなど毛頭・・・
考えてなかった。
それでも何となく・・行きたい気分になってしまっていた。
貯金をハタクか!?( ゚ ▽ ゚ ;)
以前も書いた通り、車の免許を取ってバイクの免許を
取って・・そして晴れて免許取得日に・・自転車で!
オートバイを買いに行ってまだ3ヶ月程度のことだった。
う~ん・・・70万~80万円は高い!!
高すぎる!!( ̄_ ̄ i)
そんなんするなら・・・
ヨーロッパだってアメリカだってもう一度行ってみたい。
ずっとオートバイ系の事ばっかり書いてはいるが・・・
うるまだって普通に素敵な洋服だってハイヒールだって
買いたかった 笑
その頃、営業職だったうるまはロシアをいろいろな物と
天秤にかけてみた・・・。
・・結構素敵なスーツだって7~8着は
買えちゃうんじゃないの?( ̄ー ̄;
素敵なカバンだって買えちゃうわ!
欧州だってそんなにかからないわ!
な~んで好き好んでそんな辺境地に
オフロードバイクで行くのよ?(・_・;)
どうせどろっどろになってべたっべた
になってケガして泣くんよ!?
林道ツーリングならタダよ!タダ!!
それなのに70~80万もかけるの?!
・・・と思ってしまうのであった 笑
要するに若くて貧乏ちゃん真っ盛りの事だったのだ。
とにかく練習しよ。SLと走ろう!!
ちょっとでも上手になりたいな~(* ̄Oノ ̄*)
そんな風に思う様になっていった。
休みの日はいつもオートバイ。山ん中を走り回っては
転げ回って、泣いて笑った。
楽しかった。
オートバイが楽しくて楽しくてしょうがなかった。
そして・・・
こけまくったうるまは、少しの丸太や少しのクレバス
少しくらいの石や岩ごろごろ場所でも・・何とか動ぜず
こける事もなくなっていったのであ~る(でも今でも
こける!こける時は・・・もちろん大ごけじゃけ~!笑)
それから・・オートバイに乗る楽しさを知ったうるまの
生活にもう一つ加わった楽しみは・・・
アウトドアの世界だった。
というのも名古屋から行ける林道はやはり数が
限られてしまう。そして距離も短かかった。
もともとレース思考はないので自然の中を楽しく
走りながらその上ちょっと上手になれればいいな
・・・そんな風に思っていた。
自然にキャンプ用品(テント・シュラフ・ランタン・
ストーブ等)を積んで名古屋~長野~岐阜へ・・と
足を延ばす様になっていった。
これがまた・・・・
・・・楽しかった!!( ̄▽+ ̄*)
話がどんどん長くなってしまうのでアウトドアに
ついてはいつか書きますので今回は省くっと。
そんな生活をフツ~に、楽し~く送っていたある日。
仕事から自宅へ帰った。もちろん何気な~く 笑
その当時、うるまは実家に住んでいた。
うるま:「ただいま~!
わ・・!おいしそう。何?」
母:「お帰り ^。^ 遅かったね~」
※ごめんなさい。さすがのうるまもこの日の料理は
もう覚えてません・・・笑
何気な~く・・・キッチンで料理を作っている母と
料理を手伝うフリをしながら(笑)何ていうこともない
くだらない今日あった出来事を話す・・“おしゃべり
タイム”が流れた。普通にいつもの日常だ。
話に花が咲き、散った頃・・母が何気なく言った。
母:「あ。そうそう^。^! 今日ね、
イタズラ電話があったのよ^。^」
うるま:「へぇ~。そうなの~。
(気にも留めないうるま・・)」
母:「何かね海外がどうとか
こうとかってね・・・ 笑」
うるま:「ふぅ~ん。
ほんで?何だってさ?^。^
(やっぱり気にしないうるま)」
母:「何かの悪徳商法ね ^。^」
うるま:・・・料理つまみ中・・・・笑
母:「ろしあが当たるとか何とか!笑」
うるま:「・・・・え?」
ロシア・・・?
今・・・ロシアって言ったか?(・_・;)
うるま:「今・・ロシアって言った?
・・・ロシアってロシアだよね?!」
母:「うん。ろしあって言ったわよ。
何か当選しましたとか言うのよ!
お母さん行っちゃおうかしら 笑」
うるま:「ええええ~?!ホントに・・
当たったって言ったのォ?!」
母:・・・・キョトン・・・(・_・;)?
うるま:「ほんでほんで?何てェェ?」
母:「それでね。 ^。^ 」
うるま:「うんうん!ほいでほいで?」
ヾ(@°▽°@)ノ 早く早く~!!
どきどき・・・どきどき・・・・
そう。複数名・・割引だから。割引なのか、それとも
無料なのかが問題なのよ!!それでそれで?!!
逸る気持ちが抑えられない。心臓がバクバクしてる。
母:「よく分かんない事言ってるから」
うるま:「うんうん!(‐^▽^‐)それで
?何て!何てぇぇ~・・・?!!」
母:「うちにはうるまはいません!て
切っといたわよ (=⌒▽⌒=)」
うるま:・・・・・・・・ ( ̄□ ̄;)!!!?
母:「そうしたらまたかけるって言う
のよ。しつこいったら! 笑 」
うるま:・・・・・・・ ( ̄□ ̄;)!!!!!!!?
き・・切った・・と?( ̄□ ̄;)!!!!
思い出すと、思い出し笑いで一生、何度でも
吹き出す自信があるぐらいの大事件だった 笑
そう。
だって当たるか当たんないかも分からないから・・・
もちろん父にも母にも友達にも「私ロシアに行くかも
しんないかもしんない!」な~んてアホなことは
普通言わないのであ~る 笑
でもまさかこんなことになるとは!!?笑
電話番号も聞いてないと言うので母にアタッても
しょうがないのでガルルの電話番号を調べようと
自分の部屋に戻るとすぐにガルル編集局から
再度連絡が入った。
良かった良かった 笑 一安心である ^。^;;
そう。重要なのは・・・
割引・・複数名なのか?
無料!・・1名なのか・・・?だ。
そして黙って電話の声を・・・聞いていた。
何か質問はありますか?と最後に言われた
様な気がするが何一つ聞きたいことは無かった。
その後、諸説明を淡々と話す声を聞いていたが
全然さっぱりすっかり覚えていない。
ただただ呆然・・・・。
当たった・・・・。
当選してしまったのだ。
たったの1名・・・・
無料でロシアの大地を走れる権利が。
この・・・へっぽこうるまに。
ラリーとやらだ。
しかも・・・海外ラリーとやらだ。
そんな頃はバックパック背負って海外!なんていう
人間じゃない。だから海外旅行といえば・・スーツ
ケースに着ても変わらない様な洋服をあれこれと
パンパンに詰めて行くタイプだったうるまだ。
嬉しかった。
本当に嬉しかったのだけど・・・・
笑ってばかりはいられなかった。
不安が(どうだぁ~!不安だぞ~!て感じに)
どぁぁぁぁ~っと!!!と襲ってきて・・・
眠れない日々が続いたのは言うまでもない。
だってさ。
分かっていたんだよね。
まだまだライダーになったばかりで自分が
“本当のへっぽこ”だってことは。
自分でちゃあんと・・分かっていたのだ。
単細胞なのにね 笑
その夜から・・・なぜか
何かを始めなきゃいけない気がして
今までは真剣に読んだこともなかった過去の
オフロード雑誌のラリー記事を・・黙々と
読み始めた 笑
うるまのロシアへの小さな小さな道は
こんな風に突然目の前に真っすぐ・・
のびていったのだった。
今日も長い・・・ですね^。^;; 笑
ごめんなさいです!!
さて今日のクリスマスソングプレゼントですね^。^
↓ ↓ ↓ べりべりふぇいますそんぐ♪
http://jp.youtube.com/watch?v=qRaH6xo-S04
この曲、子供の頃も大好きでした ^。^b 名曲!
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