最近の日本の政治家が、この世界大恐慌のさなかに緊張感を欠いているのは、目を覆うばかりである。
前中川財務大臣は、国際会議の記者会談で酒に酔って呂律がまわらない状態で、世界の嘲笑の的となり、
麻生首相も、郵政民営化は最初は反対だったなどと政局を混乱させるだけの無用の発言を繰り返すなどして、自民党内にも麻生首相を見限り声が出始めている。
緊張感を欠いているのは、野党も同列である。
民主党の小沢氏は、ヒラリーからの会談の申し込みを、いつ行われるか分からない選挙運動で忙しいからダメと断ったあげく、大事な日米関係の構築の基礎になる米国の国務長官との会談を逃げるなら、民主党に政権担当能力がないのではという世間の声に驚いて、キャンセルした会談を再び申し込むという醜態を演じている。
また、野党は、国民が苦しんでいる戦後最大の経済不況もどこふく風で、経済不況に対処するための予算案の審議を欠席したり、審議の妨害をはかったり、現在の日本の戦後経済不況に真剣に向き合っている姿勢がまったく感じられない。
民主党が、まともな政党なら政治対決は一時休戦にして、与党と手を携えて、前年比GDP(国内総生産)がマイナス12.7%という経済危機に必死で対応にあたるべきだろう。
その気がないばかりか、相変わらず選挙、選挙と自分たちの勢力の拡大しか頭にないとしか思えない。
こんな政治家だけしかいない日本の政治はどうなっているのだろう。
それにしても、オバマ大統領やヒラリー国務長官の素晴らしい言動を見るにつけ、
日本の政治家のあまりにもお粗末な現状にため息がでるばかりなのは、私だけではないだろう。