半年ほど前、CANON品川で大石芳野氏の写真展があった。
訪れたときは、参観者が一人もいないときで、15分ほど写真を解説していただいた。
静かな学究肌の方の婦人ような印象を受けた。そのときにサインしていただいて購入した大石芳野、鶴見和子共著の「魂との出会い」藤原書店は私の愛読書である。
今回、図書館から大石芳野写真集「ベトナム凛と」を借りてきて、素晴らしい写真を堪能させていただいている。
大石さんは、ベトナム戦争中、戦後と20年間もベトナムを」訪れて写真を撮り続け、話を記録し続けてきた。
大石さんは、戦争の悪を告発するだけでなく、人々の生きる姿もやさしく追い求めている。
氏はコソボ、ベトナム、カンボジアと危険なところで撮影を続けているが、単なる戦争写真家でなく、人間の美しさ、生きる力などを表現している作家でもある。
「写真集 ベトナム凛と」には、
輝く瞳 子どもたち、
都市のくらし
実り多い田園の暮らし
枯葉剤ダイオキシンの被害
明日に向かって
祈り
などで構成されており、写真のもつ訴求力を認識させてくれる。
図書館には、まだ氏の写真集が何冊もあるので順番に読んでいきたい。
ちなみに、大石芳野氏のプロフィールは次のページにあります。
http://fotonoma.jp/photographer/2001_05oishi/profile.html