ワークシェリング
方法A
今、800人の正規従業員と非正規の従業員200人の合計1000人の従業員がいる会社で仕事が1割減ったと仮定する。
非正規の従業員100人を解雇して、900人で仕事をしていくのが普通の方法である。
方法B
次に、一人も解雇しないで、それぞれ仕事を1割カットして、給与も1割カットする。これがワークシェリングである。
方法Aでは、9割の人は、いままでとおり給与をもらえるので、どちらがいいかと質問されたらAを選ぶ。
1割の人は方法Aでは失業して、場合によっては住むところもなくなるのでBを選ぶ。
この場合、民主主義の多数決だと方法Aになってしまう。
でも、冷静に考えれば、一部の人を地獄に落として、他の人が天国を味わっているのは、どうみても公平ではない。
多数決の民主主義が、うまく機能しない典型的なケースである。
しかし、労使ともこの際、景気が回復するまで、忍耐で方法Bのワークシェリングを選ぶべきだと思いますが、いかがですか?