ディジタルカメラが生まれたのは、ほんの10数年前、そのとき買ったカメラは35万画素で1枚か2枚写真を撮ると電池がなくなった。それでも、感激して、そのカメラで随分と写真を撮ってきた。
今も、大事に机の上にある。
ディジタルカメラは、それから急速な進歩を遂げ、いま私の持っているカメラは1200万画素、それでもディジタルカメラの進歩はとどまることなく、数か月単位で新製品が発表になる。
カメラ好きの人の話題はディジタルかフイルムか
フイルムの方が味があるという。でも、それは昔の話、
フィルム好きの方には申し訳ないが、ディジタルカメラは、もう、とっくにフイルムカメラの性能を追い越している。
あと、10年もすれば、よほどの物好き出ない限り、カメラはほぼ、ディジタルになるだろう。
フイルム時代は、
フイルムの選択
撮影、(露出が大切だった)
現像
引き伸ばし
のステップが必要だった。
ディジタルでは
フイルムの選択は不要、カメラのシャープさ、ホワイトバランスなど自由に変えることができる。
フイルムを選択するより、ずっと広い選択肢がある。
撮影のときは、露出に神経は使わない、RAWで撮れば、露出は後で自由に選択できるから。
現像と引き伸ばしの写真屋さんまかせだったところが、画像処理ソフトで自分で処理できる。
しかも、画像処理で写真の出来栄えの半分以上はきまると思っている。
フィルムの時代は金のある人は有名なプロラボに頼んできれいな写真にしてもらっていた。
こう比べるとディジタルの方がいいにきまっている。
ただ、画像処理ソフトには、いろいろある。
簡易なのは、カメラメーカー提供のソフト
安価だけど、性能が優れている国産画像処理ソフトは、SilkyPix V3.0
1万数千円で購入可能
腰を据えて画像処理を行う人はPotoshop CS3
ただ、十万円もする高価ソフト、
Potoshop CS3は、奥が深い。このソフトを自由に操れる人はプロのカメラマンでも、現在のところ、正直に言うと
あまりいないのが現状だろうと思う。
フイルム時代にプロが蓄えた膨大な写真撮影の知識は、ディジタル時代には、あまり役に立たなくなってきた。
ディジタル時代に必要な知識は、フィルム時代とはまったく別物が多くなってきた。
したがって、カメラの世界は、今、プロもアマチュアも、それほど差のないところに並んでいる状態にいるのかもしれない。フイルム時代からディジタル時代へ大転換の只中に、われわれは今、いるといえよう。
いま、カメラを趣味にしている人は、その点で大変なチャンスに恵まれているといえよう。
ただ、ディジタルカメラを駆使して、画像ソフトを駆使して単に美しいだけの写真を作るのは何の意味もないと思う。自分の心を写し込むもの、自然の美しさに感動した自分の心、人の優しさを感じさせるもの、そういったことを訴える写真でなければならないと思う。
もっと、カメラ雑誌が写真論を論じてくれるといいと思っている。
今のカメラ雑誌は、技術論だけ、まだ、昔のフイルム時代の技術に偏った撮影姿勢から脱却していない。
ディジタル時代を切り開くのは、案外アマチュアカメラマンかもしれない。
これから、ヨーイドンで、ディジタル撮影の時代をアマチュアの我々は走りぬけよう!
後書き
美しいだけの写真は、何の意味もないと書きましたが、我々美しいものに感動しますね。実のところ、写真の目指すもの、写真の意味論で私は、迷路の中にいるのです。誰か教えてください。