館山の県立安房博物館の近くに鷹之島があります。鷹之島は高の島ともいうようです。
この鷹之島は沖の島と同様に現在は陸続きですが、江戸時代は島で大型船が係留できる港としても使われ房州の表玄関だったそうです。
この鷹之島には、平安時代に祀られた弁天閣があります。海で生活する人々の厚い信仰の対象となっています。
鷹之島弁天閣
鷹之島弁天閣
鷹之島弁天閣
この弁天閣の扉は参拝者が自由に開けることができます。
中に入ると、畳敷きとなっていて、この中で座って長い時間を過ごすことが可能となっています。弁天様が信仰の対象として、また身近な親しみやすい対象として海で生活する人々にとっていかに大切な神様であることがひしひしと伝わってきました。
この弁天閣の手洗石は戦時中に館山に基地をおく航空隊が奉納したものです。
材料となった石は鷹之島周辺の海中から引き上げたものです。
江戸城築城の際に外堀用の石として運ばれてきたもので、ここで取り落としたものと見られます。
鷹之島の裏側には、水産講習所が戦時中に使った古い建物が残っているそうですが、確認しませんでした。


