こどもの知性と豊かな心を育む作文指導  -29ページ目

こどもの知性と豊かな心を育む作文指導 

作文は、ちょっとしたコツを身につければ楽しく取り組めます。思考力の基礎でもある国語力を作文を通して学んでいきましょう。
どのお子さんも自己肯定感を高めつつ成長できるよう指導いたします。

あさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セット/大和 和紀

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高校時代に読んだ「あさきゆめみし」

無性に読みたくなり、先日、思い切って買ってしまったのでした。

やっぱりおもしろい。これが古典だなんて……。

私がいつもじーんとしてしまうのが、紫の上と明石の御方がやっとのことで対面を果たした場面。長い年月、お互いをどんな思いで捉えていたのか……なんて考えると、じーんとせずにはいられません。

高校時代とはまた違った視点であれこれ読めるのも、自分が成長してきた証拠だと思うと、感慨深いものです。(単に歳をとっただけ)
ゆうべから、やや落ち込んでいます。

というのも、二男の作文で衝撃の事実を知ってしまったから……。子どもが書く作文は、ときに本音が見事に表現されていて、新発見を提供してくれることがあります。

昨日、二男が取り組んだ課題は、ツゲの●ゆるしてあげたこと でした。

まずは、自分の体験からゆるしてあげたことを一つ、そして、次はもうひとつの自分の体験を書くか、人から聞いた話を書きます。【前の話聞いた話】
事前に、
「聞いた話は大丈夫? ゆるしてあげたことなら、ママはいっぱいあるよ。」
と声をかけてみると、

「大丈夫。これは聞かなくてもちゃんとわかってることがあるから。」
と、かなり自信があるようでした。

そして、出来上がった作文を読んでみると……。

「ママはいつもパパのことをゆるしています。でも、ぼくは、ママががまんしているのを知っています。ママは不幸です。」

ということが書かれていたのです。



あー、なんということ。家のことに一切関心がないパパと、すべて背負って頑張っているママが、二男の目にはそんなふうに映っていたのでした。

以前、子どもに不満を伝えるときは、アイメッセージを使うとよいと知りました。アイメッセージとは、あなたが悪いのよ! ではなくて、私は悲しいと思っている、というように、私を主語にして思いを伝えるというもの。

確かに、夫について、パパってサイテーなんていう代わりに、
「なんかさ、ママ、いつもひとりで寂しいんだよねー。」
と言っているなあと、はたと思い当たりました。


なんでもかんでもアイメッセージがいいというわけでもないんだなあ。それに、三人の子どものうち、こんなことを考えているのは二男だけかもしれません。

子育ては、育児書や専門家の意見よりも、自分の勘。改めてそんなことを思ってしまいました。


作文は、子どもの思いを知るまたとないチャンスです!!
それも、学校で書くような「いい子ちゃん」的な作文ではなく、なにを書いても認めてもらえる作文ならでは。



今日は、子どもたちのおやつにアーモンドチョコを買って帰りました。

それを見た二男が、
「なんだ、なんだ、ロマンチックなチョコだな。」
と言ったものだから、思わず私は、
「えー、詩人みたいじゃん!」
と口にしてしまいました。

すると、それを聞いた長男と三男が、
「死人?」
とびっくりした顔(笑)。

「死人は死んだ人、詩人は、詩を書く人だよ。」
と教えてあげると、
「ああ、あれか!」

子どもたちは、詩イコール俳句だと勘違いしているようで、

「夏の庭 ぎんぎらぎらり あつい日だ」
「夏の海 ざぶんざぶんと 青い波」

だのと、俳句を作り始めてしまいました。今日の夕飯は、俳句タイム!


そのうち、
「ママ、お題出してよ!」(お題というのは最初の句らしいです)
というので、

「じゃあ、秋の夜でいこう」

というと、つぎつぎと俳句が生まれました。

「秋の夜 毎晩虫の コンサート」
「秋の夜 十五夜の月 きれいだな」
「秋の夜 おだんご食べる お月様」

なんだかかわいらしいので、どれも満点。

今日のいちばんだと私が思ったのは、二男作のこれ。
「けんかして 家族の絆 深くなる」


みなさんも、夕飯を食べながらこんな言葉遊びをしてみてはいかがでしょうか? なかなか楽しいですよ!