こどもの知性と豊かな心を育む作文指導  -11ページ目

こどもの知性と豊かな心を育む作文指導 

作文は、ちょっとしたコツを身につければ楽しく取り組めます。思考力の基礎でもある国語力を作文を通して学んでいきましょう。
どのお子さんも自己肯定感を高めつつ成長できるよう指導いたします。

教育に関する仕事をしている身として、こんなことを思うのもどうかとは思うけれど。
しかも、書くんかい! みたいな気持ちにもなるけれど、書きます(笑)




うちの子たちは、成績がよくないです。


長男が通っている高校も、偏差値的には中の下といったところ。

そして、二男三男のふたりに関しては、本人の名誉もあるのであまり詳しくは言えないけれど、行ける高校はあるのか?

というレベル。


なのに、本人たちは、成績が悪いことについて、とくに劣等感を抱いている様子もなく、

「それがなにか?」

といった雰囲気。




同じく講師をしているほかの先生方のお子さんたちも、みな、成績優秀です。




そんな中で、自分の子の成績が悪いことを、恥ずかしく思ってる私もいます。



個性が大事とか、勉強よりも大事なことがあるとか、そういう人も多いけれど、でも実際、そんなの綺麗事、結局成績がすべてだったりする。


成績が悪いこと = ダメな子、みたいな、ね。


それに反応してしまう私も、やっぱり、心のどこかでそういう思いがまだあるのだろうな。




本当のところ、自分でもよくわからないのです。

成績優秀で、よい(といわれる)大学に進み、よい(といわれる)会社に就職して。。。という人生を歩ませてあげることが、果たして幸せなのかどうか。

(歩ませてあげる、と書いたけれど、子ども本人の意志ではなく無理やりやらされている感があるからあえてそう書きました。)

もちろん安定した収入、それも、人より多めの、というのはとっても大切だと思うけれど。精神安定上。



だからといって、せっせとお尻を叩いて勉強させて、ピリピリした毎日を過ごすのはごめんなの。

あ、うちの子たちは勉強嫌いなので、ピリピリしちゃうと思うけれど、進んで勉強する子なら、穏やかでいられるのかな。



友達にも、

「なんで勉強させないの? 大丈夫じゃないでしょ」

と諭されたりするけれど、なんとかなると思ってるよ、私。



もちろん、漢字の読み書きすらままならないうちの子たちの現状をよいとは思ってない。



でも、学校の勉強ができなくても、うちの子たちはかわいいし、存在していていい。


恥ずかしく思うこともない。


そう思えるようになることが、まだまだ器の小さい私のチャレンジかもしれないな。




よくわかってない私が、唯一わかっていることは


子どもの成績のよさが、母としての自分の存在価値、みたいに思ってる女にはなりたくないな


ってこと。



最近3人そろっての写真、撮ってないなあ。

最新のがこれ、去年の夏。しかも後ろ姿(笑)

{4DBF4D12-71A5-43B4-8E91-0C16F2E81E7C}

 

入会して間もない、小2の女の子から送られてきた作文に、こんな可愛いお手紙が同封されていました。

 

{18809691-4018-42C0-962B-FBBE3F6DD76F:01}


この折り方、懐かしい(*^_^*)

 

{4787CB37-61A9-4DC7-8AE6-88FB40730CFC:01}


 

内容は……

 

先生の好きな色は何色?

 

でした。

 

 

女の子を持たない私にとって、こんなやりとりは新鮮で、とても嬉しい。

 

ピンクと紫と赤、って答えようかな。

 

 

 

その1、その2に引き続き、やっとその3。



その2で、子どもにうまく質問してネタを引き出すといいよーということを書きました。

今日は、そのネタをどのように感想文にまとめていくかについて、説明します。


まず、おおまかに4つのパートにまとめるようにしてみましょう。

作文と聞くと、すぐに起承転結っていう言葉が頭に浮かぶ人が多いようですが、それとはちょっと違うので、気にしなくてOK。


4つのパートをそれぞれ、便宜上、ABCDとしますね。

A この本でいちばん○○だったところは○○です。
B わたしにも、おなじようなことがありました。それは○○
C もしわたしが○○(登場人物)だったら...
D この本を読んで、○○と思いました。

それぞれの話題の中心がこんなふうになるように組み立ててみましょう。

もちろん、引き出したネタによっては、このとおりにならない場合もあると思います。

Bがもし~だったら
Cがお母さんが子どものころの話

という組み合わせになったり。

AとDはルールどおり書けると思いますが、BCは必ずしもこのとおりでなくてもよいくらいのテキトーさが大事です(笑)

誰でも知っているお話でひとつ参考までに感想文を書いてみようと思うのですが…

なんのお話がいいかな?

お母さんが知っているというあたりで、シンデレラにしようっと。

あ、お母さんがわかりやすいように、大人目線でやります。


A このお話を読んでいちばんよかったと思ったのは、ずっとつらい人生だったシンデレラが幸せになったところです。

B 私にも同じような経験があります。会社で毎日お局様にいじめられていたのですが、それを見かねた上司が心配してくれて、相談に乗ってもらっているうちに、付き合うことになりました。そして、結婚退職することになったのです。

C もし、シンデレラが意地悪な継母や姉にいじめられていなかったら、あんな大きな幸せは舞い込んでこなかっただろうと思います。

D シンデレラを読んで、逆境は、もしかしたら大きな幸せの前触れかもしれないと思いました。


このおおまかな骨組みに、肉付けをするイメージで。

たとえば、

A このお話を読んでいちばんよかったと思ったのは、ずっとつらい人生だったシンデレラが幸せになったところです。それまで性悪女の継母や姉たちにいじめられ、散々な目にあっていたから、余計に嬉しく思いました。


B 私にも同じような経験があります。会社で毎日お局様にいじめられていたのですが、それを見かねた上司が心配してくれて、相談に乗ってもらっているうちに、付き合うことになりました。そして、結婚退職することになったのです。当時、その上司は、女子社員の憧れの的といった存在でした。お局様からのいじめがなかったら、きっと親しくはなれなかったでしょう。彼にとっては、その他大勢のひとり、くらいの認識だったと思います。

C もし、シンデレラが意地悪な継母や姉にいじめられていなかったら、あんな大きな幸せは舞い込んでこなかっただろうと思います。魔法使いのおばあさんも現れなかったと思うし、結婚相手も、ごく普通の男性だったと思うのです。

D シンデレラを読んで、逆境は、もしかしたら大きな幸せの前触れかもしれないと思いました。どんなときも希望を捨てず、前向きに考えていこうと思います。 

赤字のところ、ちょっとお肉をつけてみました。

なんとなくイメージがわいたでしょうか? ちょっとだけ詳しく解説を入れてみる、という程度でもお肉がつきますよ。この肉付けは、お母さんの創作でちゃちゃっと入れてしまったらよいのです。


また、大人目線で考えれば、Aのいちばん○○は○○です、というテーマにそってまとめることができるのですが、子どもには全体を見通す力はまだ十分ではないと思います。

だから、たくさんネタを集めておいて、お母さんがテーマに合うネタを選別してあげると簡単に筋のとおった内容に組み立てることができます。


私は、なにも完璧なものを書かなくていいじゃない? とりあえず提出すればいいよね、というスタンスなので、別にテーマがずれていても構わないと思うのですが、統一感がないのが気になるというお母さんも多いでしょうから。。。



以上、簡単ですが、とりあえずこれで感想文はできあがり。


あらすじばかり書いておしまい、という感想文よりずっと見栄えがするし、ためになると思いますので、これから取り組む方はぜひ、試してみてください。



その1でも書きましたが、読書感想文は子どもには難しいものです。書けなくて当然です。

くれぐれも、イライラしてお子さんを追い詰めないように!!




今日あたりから帰省ラッシュが始まったようですね。

来週は仕事がお休みの方も多いと思います。

はい、私もお休みです!

みなさんリフレッシュできるとよいですね~。

 

{BA335810-1570-4A8B-ACE0-C5F62E1C0821:01}